徹夜突入
秋の夜長……とは関係なく、ゲーム開発者の夜は得てして長いものです。
それも追い込み時期となればなおさら。
やらねばならないことがたくさんある=時間がかかる、の原則論を変えられるはずもなく、ことによっては作業が深夜に及ぶ……なんてこともありました。
その要因は「こだわり」。大体の場合、「こだわり」。
このこだわりというのがまた、ゲーム開発においてはとても厄介なものでして、ひとたびなにかにこだわってしまったが最後、もうずっとこだわりつづけるよりなく、作業は当然、肥大化の一途をたどることとなるのはほかでもなく、なにかにつけ多くの時間を要することとなるのですね。
平たく言うと徹夜になる。しょっちゅう、徹夜突入なのです。
さりとてこの「こだわり」。
これがすべての物事を面白くするための最高級のスパイスであり、ゲーム開発には絶対的に必要不可欠な要素であることもまた、明白な事実です。
僕らはなんというか、やはりSTGは「一目で触ってみたくなる」ような動きや絵にすることがとても大事であると思っておりまして、今回もゲームシステムの各要素のバランスや、敵配置、敵の攻撃はもちろん、背景演出の一つ一つからキャラクターの1ドットに至るまでこだわりぬいてます。
単なる背景グラフィックだって、ただキレイなだけじゃダメなんだなぁ~……などと毎日思い悩んで悩んで遊んでまた悩んで描いて、それでもまだ直したい! とか思ってたりしてもうキリがない!
という感じで夜は更けていくのです。
……イヤ、ブラックじゃないですよ? ファンタジック・ナイト・ドリームなんですね(?)。
それとだいぶ遊んでますね。作るのに血道をあげてばっかりではなく、遊ぶのもの実に大事ですね。
そういうわけでさすがのラインナップ!
いやいや、やってますやってます、ごめんなさい。
2020.10.02