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アイテム情報
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■発売日
1989年12月22日■概要
「悪魔城伝説」は、1989年12月22日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームです。「悪魔城ドラキュラ」(1986年)、「ドラキュラⅡ 呪いの封印」(1987年)に続くファミコン“ドラキュラ”三部作の3作目です。
「悪魔城ドラキュラ」「ドラキュラⅡ 呪いの封印」の2作品の初出はディスクシステム専用ソフトでしたが、本作はカセットでリリースされました。
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■ストーリー
15世紀ルーマニアのワラキアを破滅の渦に陥れたヴラド・ツェペシュ、通称“ドラキュラ”。太古に失われた魔法で暗黒邪神を呼び覚ました彼は魔物たちを操り、ヨーロッパ全土への進出を目論んでいました。正教会は真正“ヴァンパイアハンター”と呼ばれるベルモンド家にドラキュラ討伐を委ねます。あまりにも人間離れした能力のため人々から恐れられた闇の一族の末裔ラルフ・ベルモンドは、シモン・ベルモンドの時代から100余年を経て、いままたドラキュラとの死闘に挑むのです。
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■評価
本作はステージ分岐選択、パートナープレイヤーへのキャラチェンジなど新たなシステムと細かな調整を重ねた、悪魔城シリーズファミコン最終作にふさわしい仕上がりと人気を誇ります。コナミが開発したファミコン用チップ“VRC VI”を搭載しており、群を抜くグラフィックとサウンドがラルフの戦いを盛り上げます。
まずオープニングでストーリー紹介と美しい音楽が奏でられ、ゲームがスタートすると『Vampire Killer』が流れ出すくだりはもはや様式美の世界です。
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■制作スタッフ
ファミコンドラキュラ三部作のディレクターを務めた、生みの親ともいうべき人物・赤松仁司は本作制作ののち、しばらくしてコナミを退社します。これ以降も「悪魔城ドラキュラ」はシリーズを紡いでいくこととなり、その魂は受け継がれていきます。
ちなみに赤松がコナミで関わった最後の作品はアーケードゲーム「サプライズアタック」だったそうです。こちらも独特の世界観とクセの強いアクションで知られた快作です。