ファミリーコンピュータ『ロボッ子ウォーズ』

ロボッ子ウォーズ
買取価格10,000円
メーカーアイジーエス
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

ロボッ子ウォーズ_裏面

■発売日

1991年8月2日

■概要

「ロボッ子ウォーズ」は、1991年8月2日にアイ・ジー・エスから発売されたファミリーコンピュータ用アクションシューティングゲームです。

“ロボッ子 R-10”が悪の妖機王“BLACK BLITZ”を倒すために不思議な世界を旅するゲームです。
R-10の最大の特徴は、ステージごとに車輪のついた陸上型、空を飛べる飛行型、水の中を征く潜水型へと変形することです。これにより様々な世界を旅する様子を表現しており、飽きさせない工夫となっています。

ロボッ子ウォーズ_プレイ画面

■発売当時のエピソード

タイトル画面にも表示がありますが、本作のライセンスはタイトーが有しています。
「あるでんらるでん」というタイトルでタイトー自身からの発売を予定していましたが、何らかの理由により大幅な改変を行ったうえでアイ・ジー・エスからリリースされることになったという経緯を持つゲームです。

ロボッ子ウォーズ

■タイトー作品の名残

R-10はロボットアニメ然としたデザインをしていますが、「あるでんらるでん」ではチンチン電車“ミディアム・レア号”、潜水艦・水上機“プチ・キャロット号”という名前でよりコミカルな容姿をしていました。
変形するのではなく、ミディアム・レア号がプチ・キャロット号に格納されることで動き出す“単電気生命体”(リビングトレイン)という設定があったようです。
「ロボッ子ウォーズ」での陸走時に、道に線路が敷いてあるのはその名残なんですね。

6面ボスに「ダライアス」の自機であるシルバーホーク(目が付いてて可愛い)が登場するのもかつての名残です。
9面ボスはアーケード版「ダライアス」の没キャラで、のちにPCエンジン版「スーパーダライアス」「ダライアスα」などに登場した、イタチザメモチーフの“ガードサベージ”によく似ています。

ロボッ子ウォーズ_ROM

■評価

雑誌記事や広告を出し、リリース予定月まで掲載されるほどに開発が進んでいた「あるでんらるでん」が、どうして「ロボッ子ウォーズ」として発売されることになったのか。その真相が気になるところです。

そしてエンディングには、唐突にこれまで一度も出てきていない人間女性が登場し「あなたこそ真の英雄だ」とR-10が讃えるのですが、説明書を見てもどこにもそんなストーリーは書かれていません。その女性の正体もまた気になるところです。

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