ファミリーコンピュータ『リトル・マーメイド』

リトル・マーメイド
買取価格7,000円
メーカーカプコン
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

リトル・マーメイド

■発売日

1991年7月19日

■概要

「リトル・マーメイド」は、1991年7月19日にカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用海中アクションゲームです。

海底世界アトランティカの人魚姫・アリエルを人間の姿に変えた魔女アースラが、魚たちに魔法をかけ海を支配しようとしていると聞いたアリエルが、人魚の姿に戻って海底の冒険をするというストーリーです。

リトル・マーメイド_裏面

■発売当時のエピソード

ディズニー映画「リトル・マーメイド」をベースにしているのですが、微妙に話が違うのはゲームならではのアレンジです。
また、本作の発売は映画の日本公開(1991年7月21日)のわずか2日前。万全のタイミングでのリリースとなりました。

■評価

世界観を上手に表現したステージ構成、小さいながらも滑らかに動くドット絵の数々、そしてターゲット層を踏まえた非常に優しい難易度。
同社のアクションゲームでも「ロックマン」のような歯ごたえのあるタイトルとは一味違った調整でゲームの楽しさを伝えてくる職人集団カプコンの面目躍如といったところです。

リトル・マーメイド_ROM

■制作スタッフ

プロデューサーを務めた藤原得郎は「魔界村」「トップシークレット」などを手掛けたことから難度の高いタイトルを作りがちと思われていますが、ディズニータイトルでプロデューサーを務めた時期は狙った層にピタリと合わせるゲームバランス調整を感じさせてくれます。

この世界観にマッチした優しい音楽を作曲したのは“BUN BUN”こと藤田靖明。「ロックマン3」「ブレスオブファイア」「ファイナルファイト2」なども手掛けています。

リトル・マーメイド_プレイ画面

■その後の展開

本作はゲームボーイにも移植されているのですが、日本では残念ながら未発売です。
また、アメリカの開発会社ブルースカイ・ソフトウェアが制作したセガジェネシス、ゲームギア、マスターシステム用アクションゲーム「アリエル リトル・マーメイド」(Disney's Ariel the Little Mermaid)も1992年にセガからリリースされていますが、こちらも日本では発売されませんでした。

映画は日本でもちゃんとヒットしたのですが、あまりゲーム向きではないという判断があったのでしょうか。

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