ファミリーコンピュータ『メタルファイターミュー』

メタルファイターミュー
買取価格8,000円
メーカーキネマミュージック
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

メタルファイターミュー

■発売日

「メタルファイターミュー」(Metal Fighter μ)は、1991年にキネマミュージックから発売されたファミコン互換機用横スクロールシューティングゲームです。

■ストーリー

暗黒の異次元空間で宇宙のすべての邪悪を支配する帝王“怒天神”。地球は暗黒の魔界へと変えられ、すべての生物は邪悪な欲と破壊本能に支配されてしまいます。

変わり果てた地球と“愛する心”を取り戻すため、銀河すべての科学を結集して作り上げられた三次元宇宙最高のミュータント・メタルファイターμは自らを強殖装甲ミュータントに改造し“怒天神”との戦いに挑みます。

メタルファイターミュー_裏面

■開発担当のエピソード

なかなかに大仰なストーリーではじまるアクションシューティングですが、開発したのは台湾のThin Chen Enterpriseという開発会社です。
「Sachen」「Joy Van」といったブランド名でNESのゲームなどを多数リリースしました。ただし、任天堂のライセンスを得ずに制作したものばかりです。

ちなみに先に出ているNES版「Metal Fighter」のストーリーは、ロボットのMCS-920を操作しエイリアンの侵略者から惑星H17を解放するというもので、本作とは全然異なる味付けになっています。

メタルファイターミュー_プレイ画面

■キネマミュージックのエピソード

本作を日本で発売したキネマミュージックは、皆さんご存知ハッカーインターナショナルの別名義会社(ブランド)です。
ハッカーインターナショナルは、ファミコンカセットやディスク、PCエンジンHuカード、Super CD-ROM2などを使いゲーム機メーカーの正式許諾を得ずにゲームを販売していた怪しげな会社として認識されていると思います。

不許可ゲーム開発会社と非公認ゲーム販売会社の強力タッグによるダークなソフトが本作の正体です。

メタルファイターミュー_プレイ画面02

■評価

ただ、開発から販売までの様々な問題を一応無理矢理クリアしており、だいぶグレーですが違法ではないというのが一般的見解です。

ハッカーインターナショナルの社長であった萩原暁は怪しい人物ではなく、時代の流れに敏感なビジネス感覚を持った方のようで、ハッカー以降も様々な場所で活躍されていました。怪しいイメージを払拭するためにも検索してみるのがオススメです。

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