ファミリーコンピュータ『ミリピード 巨大昆虫の逆襲』

ミリピード
買取価格12,000円
メーカーHAL研究所
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

ミリピード

■発売日

1987年10月1日

■概要

「ミリピード 巨大昆虫の逆襲」は、1987年10月1日にHAL研究所から発売されたファミリーコンピュータ用固定画面シューティングゲームです。

1981年にアーケードで稼働したアタリの「センチピード」は、全米で大ヒットを飛ばしました。日本人としてはあまりピンときませんが、アメリカでは「スペースインベーダー」クラスのメガヒット作です。

「センチピード」ではムカデ(centipede)を退治していましたが、続編ではヤスデ(millipede)を相手に戦います。これが1982年発売のアーケードゲーム「ミリピード」です。
ちなみにcentipedeの“centi”は「100」を、millipedeの“mil”は「1000」を意味しています。

ミリピード_ROM

■ゲーム内容

「センチピード」も「ミリピード」もルールはだいたい同じで、上から攻めてくる長ーい虫をプレイヤーが撃ち落としていくというものです。
胴体を撃つとそこでちぎれて2体の虫になって攻めてきてより複雑な状況になっていきます。

ゲーム的にだいたい同じだからかどうかわかりませんが、1作目の「センチピード」はファミコン版もNES版も発売されていません。
あれだけのヒット作なのに移植されなかったのにはなにか理由があるのでしょうか。

ミリピード_プレイ画面

■「センチピード」と「ミリピード」の違い

この2作のルールはだいたい同じと言いましたが、実はストーリーが異なっています。
「センチピード」は自機“バグブラスター”でキノコ畑を進んでくるムカデを撃つというものです。

「ミリピード」のアーケード版は、“アーチャー”(弓手)が魔法の矢を使って巨大ヤスデからキノコの森を守る、という内容になっています。

ミリピード_チラシ

■「ミリピード」のエピソード

ファミコン移植を担当したHAL研究所のサイトでは「ミリピード」を『マイシップに乗り込み次々に襲いかかってくる実験の失敗によって巨大化した昆虫達をレーザーで撃ち落とす』と説明しています。

想像力次第でどのようなストーリーにも見立てることができる、この時代ならではのエピソードですね。

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