ファミリーコンピュータ『MOTHER』

MOTHER
買取価格1,800円
メーカー任天堂
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

MOTHER

■発売日

1989年7月27日

■概要

「MOTHER」は、1989年7月27日に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームです。

MOTHER_裏面

■コピーライター・糸井重里のエピソード

本作のゲームデザインを手掛けた糸井重里は、西武百貨店の「不思議、大好き。」、日産自動車の「くうねるあそぶ。」などのキャッチコピーで知られるコピーライターですが、漫画雑誌ガロで不条理漫画「ペンギンごはん」の原作を務めたり、ベストセラーとなった矢沢永吉の自伝「成りあがり」を編集したり、沢田研二の超ヒット曲「TOKIO」の作詞を手掛けたり、NHKで「YOU」という若者向けトーク番組の司会をしたりと、何が本業なのかわからないけどやることなすこと時代を掴みまくるという一種の超能力者でした。

奥さんは女優の樋口可南子ですよ? なぜ神は、たったひとりにこんなにも才能と運とを与え給うたのか。

MOTHER_ROM

■「MOTHER」のエピソード

モノポリーは大好きだったものの、コンピュータゲームにはイマイチピンときていなかった糸井がその反動をアイディアに変換したものが本作には投影されているといいます。

そんななんとなくのアイディアから、なんだかんだあって任天堂と一緒にゲーム会社エイプを興すこととなるのですが、そんなラノベみたいな超展開、普通あります?
結局出来上がった「MOTHER」は一般的な大ヒットというよりは、ゲーム好きの心のひだに染み込む珠玉の一作として、現在に至るまで熱狂的ファンを有するタイトルとなりました。

パッケージとカセットは印象的な赤とタイトルロゴだけのシンプルなデザイン。
所有欲を刺激するというか、なんなら飾ってしまいたいかっこよさに溢れています。

MOTHER_プレイ画面

■「MOTHER」のキャッチコピー

本作のキャッチコピーは「エンディングまで、泣くんじゃない。」と「名作保証」。
どちらも非常に挑発的な文言で構成されていますが、これを手掛けたのは糸井ではなく、サントリーの「うまいんだな、これがっ。」、松下電工の「きれいなおねえさんは好きですか」などで知られるコピーライター、一倉宏の手によるものです。「糸井、お前じゃないんかい!」とツッコミたくなります。

■評価

すべての行動が結果的にプラスに働くのが時代の寵児という存在で、その手のつけようがない強力な理力の中から生まれたのが「MOTHER」だったのです。

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