ファミリーコンピュータ『ピザポップ』

■発売日

1992年1月7日

■概要

「ピザポップ」は、1992年1月7日にジャレコから発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームです。

■ストーリー

ピザショップで働くキッドはみんなの人気者。ある時キッドは宝石店のショーウインドウに飾られた素敵な指輪を見て、可愛いベティーにプレゼントしたいと思いました。

しかしその値段はすぐに給料で買えるほど安くありません。頑張って働いてお金を貯め、指輪を持ってベティーにプロポーズするため、キッドは労働に勤しみます。
恋のライバルであるニックの妨害をかいくぐり、ベティに指輪を渡すことはできるのでしょうか？

■ゲーム内容

作ったピザを頭上に掲げ、ジャンプとヘラ、スペシャルアタックで攻撃しながら敵を倒して進んでいきましょう。
途中にはバイクやジェットスキーでの高速スクロール面なども用意されています。

ステージの最後には、店長の投げてくるピザをキャッチして時間内にできるだけ多くのピザをオーブンに入れるというボーナスステージもあります。
とりたてて特徴がないことが特徴のゲームですので、どなたでもすぐにプレイに慣れることができるでしょう。

■制作スタッフ

開発を担当したのはアークシステムワークス。デベロッパーとして力をつけ、「ウィザーズハーモニー」シリーズ、「ギルティギア」シリーズなどでヒットを飛ばし注目されました。
プログラマーを務めた岩永研一はのちに独立し「ずんずん教の野望」（セガ／1994）でお馴染み港技研を設立します。

実はアークシステムワークスの前にはコアランドテクノロジーに所属し、「青春スキャンダル」「ごんべえのあいむそ～り～」などの異色作に関わったとされます。
また、本作には参加していませんが、妻で作曲家の岩永敦子（松平あこ）とチームを組むことが多く、夫婦で独特の世界観を作り上げています。