ファミリーコンピュータ『パリ・ダカール・ラリー・スペシャル』

パリ・ダカール・ラリー・スペシャル
買取価格1,200円
メーカーCBSソニー
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

パリ・ダカール・ラリー・スペシャル

■発売日

1988年2月1日

■概要

「パリ・ダカール・ラリー・スペシャル」は、1988年2月1日にCBSソニーから発売されたファミリーコンピュータ用レースゲームです。

ラリーに出場するために日本でスポンサーを探し、スポンサー会社の課長から暗証番号を聞き出してお金を引き出し、ナビゲーターを捕まえてようやくパリでレースがスタートです。無名ドライバーは下積みと根回しが大事なのです。

パリ・ダカール・ラリー・スペシャル_裏面

■ゲーム内容

レースシーンは見下ろし型のちょっと懐かしめスタイル。例えるなら「ジッピーレース」(アイレム)です。
チェックポイントに到達すると、車に積んだトランポリンで人を打ち上げアイテムを拾うミニゲームを行い(例えるなら「サーカス」(エキシディ)、次なるステージに進みます。

エリア2はエリア1とは打って変わって、迷路っぽい道を敵車と衝突しないように上へと進んでいくステージ。ここは例えるなら「ルート16」(サン電子)でしょうか。

パリ・ダカール・ラリー・スペシャル_ROM

■レースの流れ

おなじみトランポリンミニゲームを抜けると、エリア3は横からの視点のアクションゲームに挑戦。「シティコネクション」(ジャレコ)っぽいですかねぇ。

あ、途中で「ドンキーコング」(任天堂)っぽいゲームになりました……といった具合に従来のレースゲームの概念を次々とぶち壊していき、「パリダカってこんな感じなんだ」という誤った知識を植え付けつつ、レースは予想外の超展開を見せていきます。

パリ・ダカール・ラリー・スペシャル_プレイ画面

■発売当時のエピソード

80年代から90年代のダカールラリーは、日本のワークスチームが優勝を連発する熱戦を繰り広げた一番熱い時代だったと言えます。
ラリードライバー・篠塚建次郎が三菱パジェロを駆り、三菱ワークスチームを超える総合3位入賞を果たしたのが1987年。そんなラリーが注目が集まった時代に発売されたのが本作なのです。

■評価

ちなみにレース後のリザルトで篠塚は、「しもつか」という名称で登場していたりします。
本作の出来をラリーガチ勢は苦々しく思ったかもしれませんが、いまプレイするとなんともいえず味わい深い趣のあるゲームです。

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