ファミリーコンピュータ『バイオミラクル ぼくってウパ』

■発売日

1988年4月22日

■概要

「バイオミラクル ぼくってウパ」は、1988年4月22日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用横スクロールアクションゲームです。

■ストーリー

ルアクーヨ王国の王子ウパは生後1ヶ月でハイハイができるようになり、王国の大賢者・ラムシーニをして「只者ではない」と言わしめる程のパワーを秘めたわんぱく小僧。
ある日ウパは夢を盗む魔獣ザイーが封じ込められた壷を割ってしまい、解き放たれたザイーは国中の大人から夢を奪い去ってしまいます。

ザイーと共に封じられていた妖精から、純真な心を持つ赤ちゃんだけが使いこなせる武器“ガラ＝スウォード”を受け取ると、ウパはさらわれた赤ん坊たちを救出し、ザイーを倒す冒険の旅に出るのです。

■システム

元々はファミリーコンピュータディスクシステム専用ソフトとして発売されましたが、1993年2月26日にROMカセット版が発売となりました。

カセット版では、ディスクシステムに搭載されている拡張音源を除いたアレンジがBGMに施され、初心者に向けたイージーモードも追加されるなどより遊びやすい仕上がりとなっています。

■評価

赤ん坊らしく四つん這いで進むウパの姿は可愛らしく、ガラ＝スウォードで攻撃すると敵は膨らんで宙に浮かび、その上に乗ることができるため高所に移動するのに利用したり、体当たりで飛ばして他の敵キャラクターにぶつけてダメージを与えたりも出来ます。

パステル調で描かれたステージ構成は多彩で、操作性も申し分なし。子どもがいるお母さんも安心できる、さすがのコナミクオリティです。