ファミリーコンピュータ『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士』

「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士」は1991年10月12日にバンダイから発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームです。

1990年8月11日発売の「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語」の続編に当たりますが、舞台はノア地方を統治するアルガス王国へと変更されています。

ガンダム族の末裔によって構成されるアルガス騎士団の団長の騎士アレックスとカミーユ王子が敵国であるムンゾ帝国に捕らわれてしまいます。

騎馬隊隊長・剣士ゼータ、騎馬隊副隊長・剣士リ・ガズィ、騎士団戦士隊隊長・闘士ダブルゼータら騎士団の精鋭たちが力を合わせて救出に向かいます。

前作よりもキャラクターが大きく表示され、キャラクターの移動速度も速くなっているなど改良点も多く、より遊びやすく仕上がっています。
前作はドラクエ感のあるユーザーインターフェイスでしたが、本作はファイナルファンタジーテイストあふれるものに変更されており、この時代の二大RPGの影響の絶大さを実感します。

本作は、前作に引き続きトーセが開発を担当しました。
アーケードゲーム「サスケvsコマンダ」の開発から始まり、ゲームの受託開発業務を中心としてきたディベロッパーです。
かなりの大手なのですが、受託開発作品のすべてを明かしてはおらず、いまだ謎多き会社として知られています。

明かされている作品の中には「ドラゴンクエストモンスターズ」「ファイナルファンタジーV」や「スーパーロボット大戦MX」もあり、本シリーズの制作がのちの仕事へと上手くリンクしているのかもしれません。