
アイテム情報

■発売日
1991年2月22日■概要
「ダブルドラゴン3 ザ・ロゼッタストーン」(双截龍Ⅲ The Rosetta Stone)は、1991年2月22日にテクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用ベルトスクロールアクションゲームです。
■本作の特徴
本作の一番の特徴はプレイヤーキャラクターが選択できるようになったという点です。といっても最初はリー兄弟の弟ビリー・リーで戦っていき、途中のステージで猛虎雅山拳の使い手・陳清明と伊賀忍者の柳生乱蔵を仲間にしてからプレイヤーとして使えるようになります。陳清明はこれまでのシリーズにも登場した敵役のチン・タイメイの弟のようです。

■登場キャラクター
ちなみにビリーの兄であるジミーは2人同時プレイにしか登場しません。2人揃って“ダブルドラゴン”だというのに相変わらずの自由人です。
さらに言えば、1990年に稼働した3人同時プレイが可能なアーケード版ではソニー・リーという3番目の兄弟が登場しますが、ファミコン版でそのことは、きれいさっぱり忘れてください。
■ゲーム内容
復活したネオブラック・ウォリヤーズを壊滅するために、ニューヨークから中国、日本、イタリア、そして世界最強の者がいるというエジプトを目指します。最終ステージがエジプトというあたりにはジョジョ第3部の影響を感じますが、ミイラやクレオパトラが襲ってくるなどよりストレートなエジプトを味わうことができます。

■その後のシリーズ展開
ここまで「ダブルドラゴン」「ダブルドラゴン2」と続けて解説を書いてきたのですが、アーケード版とファミコン版を比較していくとあらゆる面で微妙に異なる点が多すぎて、どんどん混乱していきます。「ダブルドラゴン3」ではさらにその点に拍車がかかり、ここの文字量では到底収まりきれません。
「ダブルドラゴン」はこのあとも、スーファミ、ネオジオ、ゲームボーイアドバンス、さらには現行ハードに至るまでシリーズが続いていきます。
初代「ダブルドラゴン」で止まっている人も、この機会にその奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。