ファミリーコンピュータ『ダブルドラゴン/双截龍』

ダブルドラゴン
買取価格8,000円
メーカーテクノスジャパン
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

ダブルドラゴン_裏面01

■発売日

1988年4月8日

■概要

「ダブルドラゴン」(双截龍)は、1988年4月8日にテクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用ベルトスクロールアクションゲームです。
1987年にゲームセンターなどで稼働した同名のアーケードゲームの移植作品です。

ダブルドラゴン_プレイ画面

■ストーリー

“双截拳”と呼ばれる武術を操り、“双截龍”の異名を持つ兄弟、ビリー・リー(1P/弟)ジミー・リー(2P/兄)が女子部の師範代・マリアンを救出するというストーリー……だったのですが、ファミコン版では残念ながら2人同時プレイは叶いませんでした。つまり“シングルドラゴン”です。

■ゲーム内容

同社の「熱血硬派くにおくん」と並ぶ、ベルトスクロールアクションゲーム黎明期の傑作と呼ばれるのは、一撃必殺の大技“肘打ち”の存在が大きいでしょう。

あまりに強すぎてゲームバランスを崩壊させ、ゲームプレイの長時間化を招いた肘打ちは、ファミコン版ではめでたく(?)弱体化。
さらに経験値により技が増えたり、メトロイドヴァニア風の迷路面を新設するなどファミコン独自のアレンジが光ります。

ダブルドラゴン_チラシ01

■ゲーム演出

そんなこんなでマリアンを誘拐したブラック・ウォリアーズのアジト奥深くにたどり着いたビリー。
最後の敵であるマシンガン使い・ウィリーを倒すと、そこに現れたのはなんと兄のジミーでした。
アーケード版ではビリーとマリアンは恋仲でしたが、実はジミーもマリアンに密かに想いを寄せていました。

最終面でボスのウィリーを2人で倒した後には、マリアンを巡ってタイマンをするという演出があり、「好きな女は力尽くで奪え!」と当時のゲームキッズたちに強く訴えていたのです。

ダブルドラゴン_チラシ02

■評価

そんなワイルドなジミーがまさかこんな形で登場し、“ダブルドラゴン”というタイトルを強引に成立させるなんて、アレンジとはかくあるべき……! と思わず唸らされます。

そして、数々のテクノスジャパンサウンドを支えた山根一央による楽曲はどれも素晴らしく、特に最終面のジミーとの戦いでも流れるMISSION 1のBGM後半がシビレまくることうけあいですので、ぜひプレイしながら聴いて血を熱くし、ジミーをボッコボコにしてやってください。

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