セガサターン『怒首領蜂』

「怒首領蜂(どどんぱち)」は、ケイブから1997年9月18日に発売されたセガサターン用シューティングゲームです。

本作は1997年に稼働されたアーケードゲームをセガサターンに移植した作品です。
最強の部隊「首領蜂」と謎の軍隊「機械化惑星人」の戦いを描いた作品であり、アーケードゲーム「首領蜂(どんぱち)」の続編にあたります。

「怒首領蜂」は「敵の弾を避ける」ことに特化したシューティングゲームであり、画面を埋めつくすほどの大量の敵弾が飛び交うのが特徴です。
敵弾は1画面で最大245発とかなりの数ですが、弾のスピードが遅いうえに自機の当たり判定も小さいので、比較的簡単に弾を避けることができます。

一見すると難しく感じるかもしれませんが、敵弾を避けられた時の達成感は大きく、爽快感抜群のシューティングゲームとなっています。

「自機と敵弾の当たり判定の小ささ」と「スピードの遅い敵弾」が高い評価を得た作品であり、「弾幕系シューティングの元祖」としても知られています。

「怒首領蜂」は「東方Project」や「ギガウイング」など、その後発売される弾幕系シューティングゲームにも影響を与えた名作です。

セガサターン版にはアーケードゲームを移植した「アーケードモード」と、オリジナルステージが追加された「サターンモード」が収録されています。

サターンモードは1周エンドであり難易度の調整もできるので、より遊びやすくなった「怒首領蜂」を楽しむことができます。