セガサターン『仙窟活龍大戦カオスシード』

「仙窟活龍大戦カオスシード」は、ネバーランドから1998年1月29日に発売されたセガサターン用ダンジョン育成シミュレーションゲームです。

本作は1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフト「カオスシード〜風水回廊記〜」をセガサターン用に移植した作品です。
古代中国風の世界でダンジョンを作り、荒れた大地をよみがえらせるためにダンジョンを育てていきます。

基本的にはダンジョンに穴を掘って部屋や通路を作り、そこに部屋を成長させるためのエネルギーを運んでダンジョンをパワーアップさせていきます。

エネルギーには5つの属性があり、属性によって部屋の役割も変化していきます。
さらに、部屋同士のつながりによって流れ込む気が変わる風水のようなシステムもあるので、部屋のバランスを考えたうえでダンジョンを作ることが重要です。

本作のジャンルは「シミュレーションゲーム」ですが、ゲーム自体はアクションRPGに近い内容です。
ただダンジョンを作るだけでなく、モンスターや侵入者との戦闘や経験値のレベルアップなど、やりこみ要素もたくさん盛り込まれています。

考えること・やることが多いゲームですが、「自分だけのダンジョンを作れる」というのが本作1番の魅力だと思います。