ファミリーコンピュータ『サマーカーニバル’92烈火』

サマーカーニバル'92烈火
買取価格75,000円
メーカーナグザット
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

サマーカーニバル'92烈火

「サマーカーニバル'92 烈火」は、1992年7月17日にナグザットから発売されたファミリーコンピュータ用縦スクロールシューティングゲームです。

メインショット、サブショット、バリア、ボムを駆使して敵を殲滅しながら突き進む、オーソドックスなシューティングゲームで、“烈火”の名にふさわしい苛烈な敵攻撃をねじ伏せる爽快感と、高速スクロールやラスタースクロールなどの背景処理、他に類を見ないスピード感溢れる攻防は、ファミコンハードの限界を超えたとの評価を得ています。

サマーカーニバル'92烈火_裏面

しかし本作の発売時期は、市場がすでにスーパーファミコンに移行していたこともあり、実際に評価されたのはかなりあとになってからという印象です。

タイトルにある“サマーカーニバル”とはナグザットが全国で開催していたゲーム大会ですが、ハドソンのキャラバンですら1987年に終了していることを考えると、1992年でファミコンシューティングゲームの大会を行うあたりに本気度を感じます。

サマーカーニバル'92烈火_プレイ画面

ドラッギーとすらいえる没入度の高いゲーム内容を支えた音楽を担当したのが塩田信之
ジャンル無用に変幻自在な曲制作を行う氏は、本作でアシッドなハードコアテクノを採用し、これまでのメロディアスなシューティングミュージックを打ち壊しました。

サイケなグラフィックとシビアな攻撃、そしてこのアシッドエレクトロの組み合わせは強烈な相乗効果を生み、脳汁全開のシューティングハイを誘引します。

サマーカーニバル'92烈火_ROM

そして、このゲームのデザインとプログラムを担当したのが矢川忍
本作“烈火”が名前の由来ともなったライジングの「バトルガレッガ」、さらに「アームドポリス バトライダー」「バトルバクレイド」といういわゆる“バトルシリーズ”のプログラマーを務め、のちにケイブに移籍した、近代シューティングゲームにおけるキーマンの一人です。

ソフトの出荷数もさることながら、シューティングゲームとしての類まれな実力をもって高値取引されている一本といえます。

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