ファミリーコンピュータ『もえろツインビー シナモン博士を救え』

もえろツインビー
買取価格9,000円
メーカーコナミ
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

「もえろツインビー シナモン博士を救え」は、1993年3月26日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用縦横両スクロールシューティングゲーム。

前作「ツインビー」の時代から100年後。新たな敵・ガトランティスにさらわれたシナモン博士を救うため、ツインビーたちが世界中の国々を巡るというストーリーです。

アーケードに初代「ツインビー」が登場したのが1985年。翌1986年1月4日にはファミコンに移植されヒットを飛ばします。
そして同年11月21日にファミリーコンピュータディスクシステム用ソフトとしてリリースされたのが「もえツイ」です。

続編となるとつい熱くなってしまうのがコナミの性分。
ファミコンのコントローラーは2つしかないのに、3人同時プレイを実現してしまいます。

ファミコン本体のエキスパンドコネクタにジョイスティックを接続することで3P機体“グインビー”が操作できるのですが、当時の小さなテレビ画面はもう大変な有り様でした。
パーティゲームとしての新たな可能性に挑んだ姿勢は素晴らしいものがありましたが、3人同時プレイは以降のシリーズでは採用されませんでした。

さらに前作の縦スクロールステージだけでなく、横スクロールするステージがあることも特徴のひとつです。
というか1面から横スクロールで、パワーアップアイテムでもあるベルの軌道も異なっておりいきなり度肝を抜かれます。
また、ミスした時に出現する“魂”を取ることで直前に持っていたパワーアップが復活するシステムや無限コンティニューなどで遊びやすくチューンしてあるあたりは流石です。

ディスクシステム版発売から7年後の1993年にロムカセット版が発売されます。
ディスクシステム版にはなかった難易度セレクトも搭載し、さらに遊びやすくなりました。

シリーズ第3弾「ツインビー3 ポコポコ大魔王」が1989年9月29日発売ですので、ロムカセット発売順は逆転現象を起こしていますが、この「もえツイ」ロムカセット版をコナミ最後のファミコンソフトとすることで有終の美を飾りたかったコナミの粋な計らいのようにも感じられます。

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