ファミリーコンピュータ『うしおととら 深淵の大妖』

うしおととら
買取価格10,000円
メーカーユタカ
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

「うしおととら 深淵の大妖」は、ユタカから1993年7月9日に発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームです。

週刊少年サンデーに連載された藤田和日郎による漫画「うしおととら」を原作としています。主人公・蒼月潮が、自宅の蔵の地下で“獣の槍”に縫いとめられていた妖怪と出会い、その妖怪“とら”とともに様々な敵妖怪と戦っていくことになります。互いに相容れない存在であり、衝突と信頼とを繰り返しながらも次第に最強のパートナーとなっていき、宿命のもとに最強の敵“白面の者”に挑んでいくストーリーは、RPGというシステムとの相性もよく、すんなりと物語に入っていけるでしょう。なお、このゲームが発売された時にはまだ原作の漫画が完結しておらず、必ずしも原作通りの展開にはなっていません。

ちなみに、「うしおととら」はスーパーファミコンソフトとしても同じくユタカから発売されています。そのジャンルはファミコンとは異なり、横スクロールアクションゲームです。
最初にうしおかとらのどちらかを選んで戦っていくのですが、途中でバトンタッチしたりコンビネーション技があるわけでもないので、コンビで困難を切り開いていく感じではありません。全体にダメージ覚悟で突っ込んでいく戦い方になるため、どうしても大味な印象になってしまっているのが残念です。そして、このスーファミ版の発売は1993年1月22日。なんと、ファミコン版よりも先に発売されています。

スーファミ版のラスボスは一角(ひとつき)という妖怪ですが、原作でこの妖怪ととらが戦うのは第7巻なので、序盤も序盤。「うしおととら」のストーリーをじっくり楽しみたいのであれば、ファミコン版RPGの方をおすすめします。

ファミコン版の音楽を担当したのは岩田匡治。ボーステックで「レリクス」を作曲し、ファミコン、メガドライブ、PCFX、アーケードと縦横無尽に活躍し、のちに「オウガバトル」シリーズや「ファイナルファンタジータクティクス」シリーズなども手掛けた職人コンポーザーの味わいをこのソフトで堪能できます。

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