ロケテストの反応をみるのもムズカシイ…

 

アルファコラム第9回の画像です

ゲームセンターでのロケテストでアンケートに答えた事はありますか?
ADKのロケテストでは時折アンケートが実施されていました。
真摯に答えてくださった方も中にはいらっしゃいましたが、面倒な回答欄は大半は無記入か、あるいは……。
今回はそんな想い出話です。

◆ 鳩野さんにもうちょっと聞いてみました! ◆

・アンケートはどのような形式でおこなったのでしょうか?

設問を書いた紙をコピーして、ロケテストでプレイされたお客さんにお渡しして書いて頂くという形です。
ロケテストと同様に社内で行う社内テストもこの方法でした。

・今だったらどんなアンケートが有効だと思いますか?

ご意見・ご感想はラストにフリーの空欄だけ設けて、他はすべてYES/NOか、5段階評価で簡単に答えられる設問にする形でしょうか。
また、堅苦しい設問ばかりではなく、一風変わった面白みを感じさせる工夫も今なら求められるでしょうね。
たとえば『勝ちヴォイスであなたが叫びたい台詞は?』とか(笑)。

・ロケテストではインカムのほかに、どんなところを気にかけていましたか?

私はプレイ前やプレイ中のお客さんの行動を気にかけていましたね。
プレイ前なら、インストは念入りに見たか、他のプレイヤーがプレイするまで座らない用心深いお客さんか、とか。
プレイ中なら、首を傾げたか、ぼやいた言葉は何か、などです。
特に首を傾げた箇所はわかりにくかった可能性を持っている部分でもあるので注意深くチェックしていました。

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著者紹介
鳩野 高嗣 (はとの たかし)

フリーランスのゲーム制作者・グラフィッカー。 タイヨーシステム(カルチャーブレーン)~アルファ電子(ADK、フォンキャスト)~TENKY~dropといったキャリアを経て、現在に至る。
アルファ電子には1986年から2001年まで在籍しており、同社の黄金期から末期までの歴史・実情を知る人物である。 関わった作品は『ラギ』『痛快GANGAN行進曲』『ワールドヒーローズパーフェクト』『テニスの王子様-SWEAT&TEARS-』シリーズ、『マイネリーベ2』など多数。

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