アリス(ナムコ『メルヘンメイズ』より)

百花繚乱グラフィティ01回のカットです

どうもこんにちはユキヲでございます。 普段は漫画家をやっており「邪神ちゃんドロップキック」という漫画を連載してます。
イラストとコラムを書かせて頂けるということで早速やっていくゾ~。

「ユキヲが過去ハマったゲームに出てくるかわいいキャラ」 これいきます。

今回は1988年にアーケードで稼働開始したナムコの『メルヘンメイズ』より主人公の「アリス」をご紹介しようと思います。
あくまでもイラストと共にキャラについて語るのがメインなので、詳しいゲーム内容については割愛させて頂きますね。
で、そのアリスですが『メルヘンメイズ』はルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』をモチーフをしたゲームゆえ、主人公のアリスもそれっぽいイメージとなっています。
金髪にエプロンドレスという大変かわいらしい見た目をしている少女キャラでございます。

とはいえゲーム画面のアリスはドット絵で小さく描かれたものなので、画面で動いてるのを見ただけで「お、こいつかわいいな」と感じるのは難しいかもしれません。
当時のゲームとしてはもちろんかわいく描かれていても、ゲーム画面だけだとまだかわいさ50パーセントぐらい。
ところが筐体に貼ってあるインストラクションカード(通称:インスト)を見るとですね、そこには操作説明と共にすごいかわいいアリスのイラストが描かれているんですよ…。
これがホントかわいい!! それを見た後は「ああ、このかわいいやつがゲームで動いているのか」と、ゲーム画面のアリスがそれに脳内変換され、プレイ中も常にかわいさ100パーセントとなるわけです。

実は恥ずかしながら僕が基板を買うぐらいこのゲームにハマったきっかけは、そのインストに描かれたアリスを見たからだという。
インストのアリス恐るべし!!
ちなみに稼働から数年後のナムコ系列のゲーセンでは、お菓子をすくうゲーム機で獲得したお菓子を入れる袋にアリスが描かれていたりもしました。
僕以外にも好きな人が沢山いたのかもしれませんね。


【いかにもBEEP的な余禄】
メルヘンメイズのインストカードです
▲これがメルヘンメイズのインスト。イラストを描いているのは『負けるな!魔剣道』『バトルゴルファー唯』などで知られるANO清水さん。実際かわいい!
メルヘンメイズのスタンドポップです
▲これはメルヘンメイズのスタンドポップで、イラストは違う方が描かれていますね。背景がミラー仕様になっていて、凝ってます。
メルヘンメイズの基板です
▲『メルヘンメイズ』はナムコの「システム1」規格の基板で制作されています。基本的なところは『ドラゴンスピリット』や『スプラッターハウス』と同じなんです。

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著者紹介
ユキヲ

COMICメテオで『邪神ちゃんドロップキック』を連載中の漫画家。
アーケードゲーム基板のコレクションも相当なうえにゲームの腕前もかなりあることが影響し、BEEPとの縁がうっかりできてしまった。
たまにBEEP秋葉原店のグッズ用イラストも描かされたりしている。
邪神ちゃんドロップキック連載はこちら
ユキヲ個人サイト「nouvelle vague」

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