SNK(新日本企画)創業者・川崎英吉氏の意外な職歴

アルファ電子コラム第3回の画像です

SNKの川崎社長がボクサー上がりだということは、昭和の業界人にはわりと知られている話です。
しかし、リングネームや戦績ともなると意外と知られていないようです。
私もSNKの方に訊いたことがありますが、上手くはぐらかされました。
もしかして特S級の社内機密なのでは…? と勘繰ったりしましたね。

◆ 鳩野さんにもうちょっと聞いてみました! ◆

どうしてパンチを実演することになったんでしょうか?

これはSNKの方から伺ったお話ですね。
格闘ゲームのグラフィックデザイナーたちの前で披露されたそうです。
川崎社長はパンチの動きについてひとこと言いたかったのだと思います。
もしかしたら血が騒がれたのかもしれませんね。

アルファ電子と新日本企画(SNK)の業務提携については前に説明されていましたが、そもそも川崎氏と知り合ったきっかけは?

新井社長の話では、ゲーム会社の会合や慰安イベントなどで知り合い、意気投合されたそうです。

川崎社長はどれくらいの頻度でアルファ電子に来ていましたか?

直接アルファ電子に来られるのは年に2~3回程度ですが、電話は頻繁にかかってきましたね。
「社長おる?」というお決まりのフレーズで掛かってくるのですが、「どちら様でしょうか?」という訊き返しをした途端に不機嫌モードに変わられ‥‥その辺りは『初見殺し』でしたね。

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著者紹介
鳩野 高嗣 (はとの たかし)

フリーランスのゲーム制作者・グラフィッカー。 タイヨーシステム(カルチャーブレーン)~アルファ電子(ADK、フォンキャスト)~TENKY~dropといったキャリアを経て、現在に至る。
アルファ電子には1986年から2001年まで在籍しており、同社の黄金期から末期までの歴史・実情を知る人物である。 関わった作品は『ラギ』『痛快GANGAN行進曲』『ワールドヒーローズパーフェクト』『テニスの王子様-SWEAT&TEARS-』シリーズ、『マイネリーベ2』など多数。

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