あの「SNK」が「新日本企画」だったころの出会い

アルファ電子コラム第2回のイラスト

アルファ電子(ADK)は制作したNEO-GEO(MVS)のソフトやアーケードゲームの基板をSNKに販売して頂いていました。
今回はどのように両社の関係が出来たかをまとめてみました。

◆ 鳩野さんにもうちょっと聞いてみました! ◆

SNK(新日本企画)との交流以前に関係の深かったメーカーは?

なんと言ってもセガでしょうね。
『チャンピオンベースボール』『エクイテス』『スーパー・スティングレイ』など、販売メーカーとして美味しかったと思います。

買い取った『HAL21』の基板はどうなったんでしょうか?

山積みのまま放置されていましたね。
元よりアルファ電子にはそれを売って儲ける営業力はありませんでしたから、お金を渡す事が大事だったのだと思います。
何枚かは会社の倉庫にあり、たまに筐体に繋げて昼休みに遊んでいました。

NEO GEOより前にハードウェア技術でSNKに協力したことはありますか?

ハードウェアには定評のあったメーカーですが、それだけを依頼された事は知る限りでは無いですね。

 

よろしければシェアお願いします!
著者紹介
鳩野 高嗣 (はとの たかし)

フリーランスのゲーム制作者・グラフィッカー。 タイヨーシステム(カルチャーブレーン)~アルファ電子(ADK、フォンキャスト)~TENKY~dropといったキャリアを経て、現在に至る。
アルファ電子には1986年から2001年まで在籍しており、同社の黄金期から末期までの歴史・実情を知る人物である。 関わった作品は『ラギ』『痛快GANGAN行進曲』『ワールドヒーローズパーフェクト』『テニスの王子様-SWEAT&TEARS-』シリーズ、『マイネリーベ2』など多数。

PAGE TOP