上下左右に地中を掘り進みモンスター退治するコミカルゲーム。ポンプを使ってプクプクポン!!でも何匹ものモンスターが追いかけてきたら必殺岩石落としで大逆転、大量得点のチャンスになるのだ。あらゆるテクニックが隠された奥深~いゲーム、それが「ディグダグ」なのだ!!(パッケージ裏より)
タカラゲームパソコン/ソードm5用ゲームソフトの第一弾(パッケージにNo.1と書かれているので)はこのディグダグから始まりました。
この後はタンクバタリアン、ボスコニアン、ギャラガ、スーパーパックマン、ワープ&ワープとNo.7のスーパーコブラまでナムコタイトルの移植が続きます。こう並べてみますとディグダグとギャラガを除くとオールドナムコ名作群の中でも少し人気の落ちるタイトルが多いですね。ファミコンでバトルシティー、ワープマンとしてアレンジ移植された元のゲームが遊べるのは大きいですが、その後MSX版が出ていますのでm5の中ですとスーパーパックマン(名称は何故かパワーパック)が一番貴重な移植になると思います。
第一弾という事もあり出来はそれなりで、多少きつい言葉になりますがディグダグの体を成しているという位です。地層が3層しかないのはスペック上仕方ないとして、せめてボーナスアイテムのベジタブルターゲットを野菜にして欲しかった所ですね。他にも穴を掘っていて薄い壁が出来ないのでモンスターの巣を横切るとミスに直結します。
スプライトを使っているだけあり動きは軽快ですので操作性自体は良いと思いますが、今となっては全てにおいてMSX版の方が上回っているというのが残念な所です。
最後になりますがこちらがm5版ディグダグのパッケージと説明書、カセットになります。