ピンボールマシンの紹介

Heavenlyの所有するマシンを随時紹介していきます、現在”稼働中”のマシンはNowPlayingより確認してください。マシンの整備都合や諸事情により稼働中のマシンは必ず一致しない場合がありますのでご了承ください。
参考文献:TPO/Pinside/ipdb.org

Gottlieb(ゴットリーブ社) Williams(ウィリアムズ社)Bally(バリー社)Stern(スターン社)Jersey JackPinball(ジャージージャックピンボール社)/その他


Gottlieb/ゴットリーブ社

Gottlieb/ゴットリーブ社

黎明期最初期の頃からある老舗ピンボールメーカー。ピンボールに欠かせないフリッパーの発明、いまなお色褪せないクラシックデザインのゴードン・モリソンによる素晴らしいデザインの数々。ピンボールのデジタル時代以降は革新の遅れや垢抜け無さもあり、競合のBally,Williamsなどに遅れをとり大手三社の中で一番最初に倒産してしまった。しかし現代でもEMマシン時代のファンが多く、HeavenlyオーナーもGottliebがCPU使用をした第1段のシステム、「SYSTEM1」のコレクション開始がピンボールコレクターの最初の道のりだった。EMのコレクターは海外に多い。

SolorRide/ソーラーライド
  • SolorRide/ソーラーライド
  • Gottlieb製 1979/2発売 ソリッドステートマシン
  • システム:System1 /約8800台製造
  • ゲームデザイン: Ed Krynski
  • アートワーク: Gordon Morison
  • はじめて「ちゃんとした整備」をされた状態で導入した1台。それまでは自己流の整備で四苦八苦していたところ、行き届いたコンディション復元、基板への予防修理などされており、その後の購入や修理の際の大きな指針となった記念すべき1台。修理は名門アズテックが行い、その後のマシン導入に大きな影響をあたえる。
Asteroid Annie/アステロイド・アニー
  • Asteroid Annie/アステロイド・アニー
  • Gottlieb製 レアマシン。
  • SYSTEM1シリーズ最後のマシンで、より新しいシステムへ移行されていた時期に発売され、この古いシステムを採用した本機は、全く売れなかった。世界でも現存が殆ど無く入手困難なマシン。1プレイヤー専用ゲーム。オーストラリアの知り合いから無理言って探してもらい、送ってもらった貴重なマシン。

Bally/バリー社

Bally創業のRaymond T. Molonyは元々Gottliebのマシン販売を行っており、その売れ行きにインスピレーションを得てBallyhooを販売し、一躍脚光を浴びる。1930年前半ころからスロットマシン、ビンゴマシン、コイン払い出し機構などを開発し、1950年までにトップメーカーとなった。その後若干低迷期があるが、60年にはいると名作を多く作り出し、特にエイトボールは2万台を超える大ヒットを記録した。82年には業績が低迷しMidwayに買収、その後Williamsへ買収されその幕を閉じたが、Ballyという名のブランド名は存続し、アダムスファミリーの大ヒットを残した。当施設の館長赤星が一番好きなのはBallyである。

  • Paragon/パラゴン
  • Bally製 1979/6発売 ソリッドステートマシン
  • システム:AS2518-35 /約9120台製造
  • ゲームデザイン: Greg Kmiec
  • アートワーク: Paul Faris
  • 通常より大きい規格のワイドボディを採用。ポール・ファリスによる美しいデザインが印象的なパラゴン。そのゲームは、ひたすら右フリッパーへボールをトスし、縦に並ぶドロップターゲットを倒し最深部のホールを狙うというものだが、反射神経で打ち返したかのような甘えたショットには厳しくすぐにボールを失うだろう。大きなフィールドではあるが、繊細さが求められる。