【出張買取】『MSX・FAN』他、大量の雑誌を群馬県高崎市のお客様よりお譲りいただきました

 先日群馬県高崎市のお客様宅に出張買取に伺った際に大量にお譲りいただきました。かなりのマニアの方だったのか珍しい品も多く、それらを紹介していきたいと思います。

大量買取

 段ボールの中には様々なゲームの他に関連書籍が多数入っています。筋金入りのマニアの方だったのでしょうね。

ワンダーウィッチ

 まずはこちら。ワンダースワン対応のゲームが作れる『Wonder Witch』です。パッケージのドット絵で描かれた魔女の絵がなんとも可愛いく、思わずゲームを作り始めてしまいそうですね。こういった機材では珍しく独自規格ではなくC言語などでプログラミングが行えるので、動作が市販のものと同じように非常に高速と画期的な物でした。WWGPという作品のコンテストも行われており、その出来栄えと希少さから今でも語り継がれている『JUDGEMENT SILVERSWORD』がWWGPの第一回グランプリ作品として商品化されたことでも有名ですね。STGが大好きな自分も欲しかったのですが、当時の通販期間内に手に入れることが出来ませんでした。ワンダースワンと言えば現行の仮面ライダーである『ビルド』の一つ前の作品、『エグゼイド』にも登場したりして話題になっていましたよね。

ゲーム十字軍

ゲーム十字軍 ページ

 続いてこちらは徳間書店インターメディアが出していた『ゲーム十字軍』、Vol.3まで揃っています。写真は『R-TYPE』と『ゴーファーの野望』のページです。読者投稿をメインにしていた雑誌だけあって文体がフレンドリーなのがいいですね。「(生き物だとは知らなかった)」とか擬音でBGMを表現したりと中々味のある文体です。ゲーム十字軍といえばMSXですから、『ゴーファーの野望』はグラⅡではなくエピⅡの方ですね。独自進化を続けたMSX版グラディウスの最後の作品です。グラ2の戻る事を想定した14面構成などもそうでしたが、制約の中で限界を超えた演出に常に挑戦していたのがMSX版グラディウスの特徴だったなと思います。また遊びたいですねー

Mファン

 そして、ゲーム十字軍があるという事で勿論あります。『MSX・FAN』! しかもこんなに大量に。買取品の中にMSX本体もあったので熱烈なファンでいらしたんでしょう。そしてさらにすごいのがこれ、

スーパー付録ディスク

 「スーパー付録ディスク」が未開封でこんなにございます! 裸ではよく見かけるのですが、これだけ状態の良い箱付きのものをこんなに大量にというのは自分も見たことがありません。

スーパー付録ディスク1

 こちらが記念すべきスーパー付録ディスクの始まり1991年10月情報号の#1(ここからムック扱いで「月号」という表記から「月情報号」に)。収録されているのはマイクロキャビンの名作『Xak-ガゼルの塔-』のオープニングデモを目玉に色々入ってます。「FM音源プログラムベスト8」とかすごく気になりますね。

Mファン表紙差分1

Mファン表紙差分2

 Mファンの表紙は最初この粘土でつくったキャラクター達が表紙を飾っていましたが93年の1月号からはイラスト調になり文字が増えました。「パワーアップ」とあるのでテコ入れという事でしょうか。まだ同年4月号から表記が「4-5月情報号」とされ隔月になってしまいます。

Mファン最終号

 

 そしてこれが87年から足掛け8年の最終号、スーパー付録ディスクが2枚。『Thank you ! 完 Good bye !』の部分が漢らしすぎてインパクトが凄いです。よく見るとタイトル部分に居るルーシャオに天使の輪が……

Mファン最終号中身

 中の特集もMSXの生みの親である西和彦さんをはじめ、マイクロキャビン、コナミとMSXを支え続けた人々へのインタビューから始まっています。読んでいるとあんなゲームやこんなゲーム色々あったなぁと感慨にふけってしまいます。前述していますが『グラディウス2』が自分にとって思い入れの深いMSXのソフトだったので、コナミのインタビューは沁みますねぇ……。

テクノポリス

 さらにMファンだけに留まらずテクノポリスやゲームラボも100冊単位でお持ちだったりする気合の入ったマニアの方からお譲りいただいたコレクションの数々のご紹介でした。

 

BEEPでは今回のMファンやテクノポリスのようにゲームの書籍の買取も積極的に行っております!

家庭用ゲーム関連書籍の買取表はこちらから。

アーケード/PC関連書籍の買取はこちらから。

本は数があると重い! という方のために出張買取も行っております!

よろしければシェアお願いします!

PAGE TOP