BEEP

EXTRA mag.#4 発売を振り返って by編集部

EXTRA mag.編集部です。

編集長はレインボーアイランドの様に虹の橋を渡ったので、代わりに編集代理補佐課長のワタクシが見どころをご紹介します。

まずは表紙です。
今回の表紙は田村英樹氏による描き下ろしのコットンやシルク、そして究極のオセロのキャラクターが彩っています。(何でもこのオセロのキャラクターは実在の人物をモデルにしたとか…)

表紙がコットンな事でお気づきかと思いますが、今回の巻頭特集は株式会社サクセスさんです。吉成社長の業界話から『アカとブルー』でもご活躍されているWASi303氏のインタビュー、秘蔵のインストラクションカードまで魅力がたっぷり詰まっています。

サクセスさん40周年を記念してBEEPではEXTRA mag.#4の巻頭特集だけでなく、湯呑みやポスター、クリアファイルといった新規コットングッズを製作・販売しております。いずれも田村氏の描き下ろしイラストですので是非是非お買い求め下さい。

第二特集は九十九電機さんです。

以前BEEPでは九十九電機さんで行われたトークショーに協力した事もあり、非常にありがたい事に代表の方を始め国産パソコン黎明期から携わっている方々のお話を聞けました。

「ツクモといえばつくもたんではなく、3200円位で売っていたカセットのパソコンゲームだろ」とお思いの方にこそ読んで頂きたい内容になったと思います。「ツクモ特価」、大量に製造販売されたカセットテープ、X68000における孤軍奮闘…と具体的な数字を交えつつツクモならではの視点でパソコンを紹介しています。

第三特集はスタジオ・ジャンドラの座談会です。創刊号でFM-7の名作『ザース』の開発手記を書いて頂いた杉江正氏だけでなく、当時の開発メンバーに集まって頂きました。高校生という若さでどうやってあのヒット作『ザース』は生まれたのかというのを数々の貴重な資料を元に読み解きます。

そして紆余曲折あった『プラジェーター』についても深く掘り下げています。何故『プラジェータ マルスへの挑戦』は発売されなかったのか、当時開発現場はどうだったのかといった事情も紹介しています。佐山善則氏からお借りした『プラジェータ』の原画から、佐山善則氏と中沢数宣氏に新規に描き下ろして頂いてミリカとMM-21まで盛り沢山の特集となりました。

まだまだ続くぞ第四特集はセガ・マークIIIの伝説的アクションロールプレイングゲーム『ロード オブ ソード』です。Beepの名を引き継ぐのはBEEP(わかりづらい)という事で、徹底攻略からディレクターむっちゃんのインタビュー、カシオ松下氏の可愛らしい描き下ろしイラストまでこれでもかという約30Pです。

セガ・マークIII作品しか取り扱わない「がんばれゆみこちゃん」も勿論『ロード オブ ソード』です。プレイヤー自身のレベルが上がるという大テーマを見事マンガに落とし込んでいます。やまたつお氏にはランドーの勇ましいイラストからゆみこちゃん、そして編集まで本書について大きく携わって頂きました。同じチームロードオブソードとしてこれ以上にない大活躍です。

第五特集はセガ・マークIII繋がりで『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』です。作品紹介、隠しアイテムの場所。そしてOmar氏のインタビューを収録しています。編集長のマニアを拗らせたワンダーボーイ質問からセガ人としての遍歴、『エンデューロレーサー』のメガ数までセガ好きならご満足頂ける内容になったと言っています。

特集だけでなく忍者増田氏の『拙者の愛した’80年代アドベンチャーゲーム』、Y人先生の『ハーベストと私』、『EXTRAなにわ通信』、一部でホットな大人気マツド教授の『マツド教授と知的財産権を学ぼう パックマン編』と読み応えのある記事が本当に盛り沢山です。

フルカラーでここまでの密度が2,000円。もう買うしかない!
という訳で1冊と言わず2冊、3冊と是非お買い求め下さい。

販売はTiny BEEPまで

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