BEEPでは買取りしました本体の修理業務を行っておりますが、
今回は任天堂の「ブロックくずし」の修理を紹介したいと思います。
ブロックくずしは任天堂が1979年に発売した家庭用向けテレビゲームで、内蔵ゲームはアタリのブロックアウトを家庭用に移植し、何種類かのルールに変更したものになっています。
以前BEEP秋葉原店ではこの前作機にあたる任天堂初の家庭用向けゲーム機「カラーテレテビゲーム15」のレストア品を販売しております(売り切れとなりました)
任天堂初のテレビゲーム『カラーテレビゲーム15』が入荷いたしました。
本体のみ。『ポン』など、ハマるゲームが15種類入っておりますよ~ pic.twitter.com/eYH4KV7xfa— アキハバラ@BEEP (@BEEP_akihabara) 2017年6月9日
今回は後継機のブロックくずしの修理になります。
発売が30年も前のため、買い取りさせて頂きましたもののほとんどが故障しているという仕方ない面もありますが、遊びたい方にとってはしょんぼりする状態ですので、BEEPでは修理して動作状態で販売させて頂いております。
中を開けると非常にシンプルな中身となっております。
30年も前の製品ですのでまずは基板の清掃、劣化コンデンサを交換、RF端子の錆取り、半田の付け直しを行います。
故障しやすい箇所ですが、パドルと電源・RF端子になりますので、まずはこのボリュームスイッチと端子をまず交換します。
また、この製品はRF出力のためチャンネルスイッチやビデオデッキなどを経由してテレビに出力します。古いチャンネルスイッチを使用すると映りが悪いことがありますが、それは本体ではなく、チャンネルスイッチが故障していることが多いので新しいものに交換するとすんなり映ることもあります。
RF出力のゲーム機で遊ばれるお客様に人気の『RFtoVideo』が、若干数ですが再入荷しました。お早めにどうぞ~ pic.twitter.com/ZFPMeuY21b
— アキハバラ@BEEP (@BEEP_akihabara) 2017年4月6日
とはいえ新しくチャンネルスイッチなどを探すのは手間ですしビデオデッキは場所を取りますしのであまりオススメの方法とはいえません。そんな方には弊店で販売しています「RF to Video」をオススメしております。
こちらはRF出力信号をコンポジットビデオ信号に切り替えるコンバーターですので、液晶テレビでもファミコンやPCエンジン、カセットビジョンなどなどのブラウン管が必要なゲームも遊ぶことができるようになります。
ブラウン管テレビで遊ぶのがゲーマーとしては正解かもしれませんがブラウン管も今となっては重い・デカい・破棄が大変等から置けないからはほとんどかと思いますので、そういった方にはオススメのアイテムとなっています。
BEEPでは今後も修理品の本体販売を行っていく予定です。
ですので、本体を売却される際は故障していても構いません!他店舗では0円になるまたは買取不可がほとんどですが、BEEPでは故障していても買取りしております。
是非BEEPにお問い合わせください。