本日は弊社通販サイトであるTINY BEEPのアイテムをご紹介いたします。
今回は2月25日に行われました東京ゲーム音楽ショー2017にて販売されました中潟憲雄氏のオリジナルアルバム、【仮免ライダー クロノス -時空の支配者-】をご紹介いたします。
中潟憲雄氏といえば、『源平討魔伝』、『超絶倫人ベラボーマン』などでそのサウンドを聞かれたことのある方が多いのではないかと思います。
リーフレットによりますと本作の楽曲はもともとスマートフォン向けゲーム用に作成されたのですが、諸事情によりゲームがリリースされなくなったのでアレンジを加え架空の劇伴としてまとめられたそうです。その架空の番組が仮免ライダークロノス。現在放映中の仮面ライダーゼクセイドに”仮面ライダークロノス”が出て来ることになりましたが、果たしてそこに関連性はあるのでしょうか?ゼクセイド自体ゲームを題材にしており、また変身用アイテムでナムコとコラボして話題になったりしましたね。また、中潟氏もPSやPS2で発売されている仮面ライダーのゲームに関わっておられるようですので、浅からぬ縁を勝手に感じております。
ちなみに、この架空の番組である仮免ライダークロノスの主題歌まで加えた完成版を来年出される予定とリーフレットに書いてありました、非常に楽しみです・・・!
リーフレットの内部、思わずニヤリとせずにはいられません。
個人的には中潟氏のサウンドはベースの音作りやハイのきらびやかさ、そしてリバーブやエコーの使い方がポイントなのでは・・・と最近は思っておりまして、本作でもそんな中潟様のサウンドは存分にお楽しみいただけます。以前に【hinemosu yomosugara】をご紹介しました川田氏の楽曲はファンタジックさ、柔らかく暖かい想像・空想・夢の世界、といった雰囲気をまとわれているイメージがあり非常に心地よいのですが、比べて中潟氏の楽曲は現実の匂いが強いといいますか、音作りから既に勇ましさがあり、物理的ワクワク感によって気持ちが盛り上がる!と個人的には思っております(語彙がなくて申し訳ございません!)。心を物理的に動かしにくるのです。それはもうワシっと。本作もギャグテイストのアクションゲームのために書かれた曲とのことでしたので、聞いていると楽しい気分に”させられ”ました。影響力のある音楽って素晴らしいですね。
ゲーム音楽を作られる方のオリジナルアルバムというのは、その作曲家の方をよほど好きでない限りなかなか購入するに至らない、あるいは情報すら入ってこないものだと思います。ナムコの名作タイトルひしめく時代に源平討魔伝の楽曲を担当された中潟憲雄氏。本作はオリジナルアルバムではありますが、なぜか当時プレイしたゲームが目に浮かぶ、そんな体験が出来るかもしれません。【仮免ライダー クロノス -時空の支配者-】、店頭・通販サイトともに販売開始しておりますので、是非一度お手にとってみてください。