2017年最初のBEEPブログが1月下旬となっちゃいましたが、今回は東京都練馬区のお客様より買い取りさせていただきましたゲームボーイ開発機のWIDE BOY3になります。
こちらは本機をファミコン本体に挿す事によって、ゲームボーイのソフトをファミコン上に出力できるものとなっています。
見た目はスーパーゲームボーイですが、細かいところで違いがあります。
ゲームボーイ本体のソフト端子上にケーブルがささっているため、ソフトはこちらから挿入するようです。
ただ単にファミコン上に出力できるだけの機器になっていますので、恐らくですが、デバッグ、展示用に使用されていたものかと思います。
BEEPでは開発機の買取りも行っております。
このほかにも、数年前になりますが、MSX FS-A1GT本体の試作機なるものも買い取りさせて頂きました。
見た目はFS-A1STなのに、A1GTとはどういうことかといいますと・・・
メーカーの方の増設ボードが無理やり増設されています。
また、ガワはA1STですが、アスキー刻印のLSIチップが載っていたりと、製品版とほぼ同じA1GTのメインボードが無理やり載せられています。(下記の画像は製品版のA1GT本体になります)
変更点としてはメインボードにソケットを付け、そこから無理やりメモリ等々を増設してあります。
また、背面端子も削られ、A1GT用に改造してあります。
これも推測になってしまいますが、ソフトウェア開発者向けにパナソニックが配給していたものかと思います。
BEEPでは開発機・開発ツールといった市場に出回らない本体・ソフトの買い取りも行っております。