BEEPでは、箱や説明書のないいわゆる「裸」の状態のソフトも買取させて頂いております。
世代とは言え、この仕事についてから初めて見るタイトルも少なくありません。
BEEPスタッフはゲームに精通している人間ばかりで出来ていますが、たまに私のような人間もいます。
査定はプロの目で行われておりますのでご安心ください。
さて。
ファミコンの操作は十字キーとAボタンとBボタンのみ。
今のプレステやXBOXに比べたら幾分単純です。
では、人間は取説や箱に書かれたソフトの世界観の説明文なしでいきなりプレイしても楽しめるものなのでしょうか。
早速試してみます。
今回試すのはこちら
スーパーファミコンソフト「UFO仮面ヤキソバン」
今回はファミコンではありません。スーパーファミコンです。
と、いう事は
ボタンが増えています。ファミコンの2つボタンに比べたら6つです。
やはり3倍。
UFO仮面ヤキソバンは現在のアラサーより下の世代は知らないでしょうか。
日清のカップ焼きそばUFOのCMキャラクターでした。
現在は本当にモテてるのかモテてないのかちょっと胡散臭いモテ男キャラになってしまったマイケル富岡が主役のヤキソバンを演じ、敵のケトラーはデーブ・スペクター。
そのうち松雪泰子やオスマン・サンコンも巻き込んで1大CMコンテンツとなっておりました。
とぶくすりという深夜のお笑い番組ではナインティナインの岡村隆史が「カケソバン」という亜種のコントもしていましたね。
さて、スーファミのヤキソバンは当初懸賞のプレゼントとして製作されました。
後にセル版が出たわけですが、懸賞版との大きな違いは懸賞版はカセットのシールが実写になっているようです。
また、起動画面に当選おめでとうのメッセージが出るとか。
こちらは通常のセル版の物になります。
早速始めてみましょう。
ヤキソバンはメン惑星ヤキソバーンにいるようです。
これってナメック星のナメック星人とは違うノリのネーミングセンスですよね?
惑星ベジータのベジータ王子みたいなもんでしょうか。
なら仕方ない。
いきなり結婚式。
嫁が攫われては黙っていられません。
救い出しに行きます。
珍しく闘いの理由が判明してちょっとスッキリしています。
よくわかりませんがXとAボタンでパンチ・キック等の攻撃。YとBボタンがジャンプのようです。
時たま気まぐれにソースビームが出るのですが法則がわかりません。むむむ。
ザコ敵の総称は「スペクター」というらしいです。仮面ライダーでいうショッカー戦闘員の位置。
デーブは納得してるのでしょうか。
左の円がヤキソバンのパワーゲージ、右の円が対峙している敵のパワーゲージのようです。
対峙する敵のパワーゲージがゼロになれば敵は消えます。
なるほど。
手前に妙な物体が落ちています。
なんでしょうか。
怖いのでとりません。
進むとどうやら神社の縁日の模様。
なるほど焼きそばはつきものですね。
1面ボスの鉄板男です。
敵のキャラクターを○○男とするのは仮面ライダーへのオマージュですね。
…さすがボスです。簡単にやられてしまいます。
しかしパンチとキックだけでここまでやってきました。
このまま負けられないのでコンティニューします。チャンスは一度のようです。
夢オチ。
やっつけました。
勝ちました。
最後は必殺技をお見舞いするようです。
ばりばりばり
イライラ棒ではありません。
鉄板男の次はミスターフォークだそうです。
…焼きそばから大分離れました。
ここでさきほど「妙な物体」として無視したアイテムは「一輪車」だった事が判明します。
なるほど一輪車も日清UFOの懸賞品でした。
ちなみに乗っている間は無敵時間なのかそのまま敵に突進してもへっちゃらです。
そして更に新情報。
気まぐれに出ると思っていたソースビームですが
Xボタンを長押しすることで
ゲージが溜まり
発射できる事が判明。
ここまで拳一つで闘ってきたのに!
XボタンとRボタンで揚げ玉ボンバーも出る模様。
そう、いつも新しい事はプレイの終盤で気付く…。
UFO仮面ヤキソバンは懸賞版は箱説付きで1500円、セル版で300円の買取価格になります。
裸の状態の買取価格はお気軽にお問い合わせください。