BEEPでは、箱や説明書のないいわゆる「裸」の状態のソフトも買取させて頂いております。
世代とは言え、この仕事についてから初めて見るタイトルも少なくありません。
BEEPスタッフはゲームに精通している人間ばかりで出来ていますが、たまに私のような人間もいます。
査定はプロの目で行われておりますのでご安心ください。
さて。
ファミコンの操作は十字キーとAボタンとBボタンのみ。
今のプレステやXBOXに比べたら幾分単純です。
では、人間は取説や箱に書かれたソフトの世界観の説明文なしでいきなりプレイしても楽しめるものなのでしょうか。
早速試してみます。
今回試すのはこちら
PCエンジンソフト「マジカルチェイス」。シューティングをたしなんでいるマニアな方々に人気のあるタイトルです。
はたしてネオジオの格ゲーを中心に遊んでいた私にはできるのかが不安です…
そうです。世の中にある裸ソフトはファミコンだけではないのです。
HuカードはNECのPCエンジンに使用するソフトです。
紙箱のファミコンに比べると、プラスチックケースに入っているソフトですので裸で買い取りに来る率は格段に少ないです。
ですが実際に裸の状態で買取に来ているのです。
早速やってみましょう。
せっかくのPCエンジンですので、同時に買取をしたこれを使ってみます。
ジャジャン!
アベニューパッド6!
本来のPCエンジンはファミコンと同じく方向キーと1ボタンと2ボタンのみです。
しかいアベニューパッドはボタンが6個もついています。
赤くないのに3倍!(ガンダム)
色々なボタンが付いていますが、もちろんこれも説明書を読まずに使ってみましょう。
よくわからないツマミが付いているのでカチッと下げて始めてみます。
タイトル画面です。
PCエンジンはSTARTボタンではなくRUNボタンなので「PUSH RUN BUTTON」と案内されています。
主人公の女の子が箒にまたがっています。
マジカルだけあって魔法使いでしょうか。
早速RUNボタンをプッシュしてみます。
ものすごいスピードでゲームの難易度の選択肢がスロットのように動いています。
残像です。
なんでしょうこれは。
おかしいですね。
…おそらくアベニューパッド6に不具合があったようです。
裸で買取ったものなのでこんなこともあります…
パッドを本体付属の通常のパッドに変更して再開。
横スクロールのシューティングゲームです。
ちなみに説明書を読んでいないので、なんの目的で何しに行っていて、画面を埋め尽くす敵共がなんの目的で攻撃してくるのかは全くの謎です。
そしてPAUSEすると女の子は箒に跨ったまま眠ってしまう模様。
可愛い。
そして途中で「SHOP」なる場所に入れました。
ハロウィンのジャックランタンのようなカボチャが店主のようです。
しかし、お金なんて持ってません…。
ん?
持っているようです。
これは後々気付きましたが敵を倒すと出てくるクロレッツのようなこの青い四角がお金なのでしょうか。
打たれると貨幣になる敵。ファンシー。
ちなみに、ここでライフ全回復のアイテムを買いましたが、最初は500円だったのに
最終的に2000円になりました。
魔法の国でもかなしきインフレ…。
途中で赤い箱の的に何度もやられましたが、赤い箱がDQのミミックに見えます。
とりやまあきらフレーバー。
なんとか1面のボスらしきところまで来ました。
ロードオブザリングのアレみたいなやつの前にブリキ缶らしきものが立ちふさがり手を出しようがありません。むむむ。
何度もジャックランタンにこう聞かれることになりました。
今回は時間切れでここまで。
シューティングゲームは色々な世界観でリリースされていますが、こういったファンシーな世界のものも人気ですね。
マジカルチェイスの買取価格はケース付きで16000円。
裏側が異なっている再販版は12000円の高価買取タイトルです。
裸の場合は3000~5000円での買い取りさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。