本日は栃木県足利市にお住まいのお客様からFM-7とFM77AV本体だけでなく写真のゲームソフトを買い取り致しました。いずれも箱がありませんが珍しいタイトルもありましたので、欠品が目立っても比較的高めに査定させて頂きました。
特に高額にて査定させて頂いたタイトルはご紹介させていただく3本です。
まず1本目はルクソールです。PC-88やX1でも出ていましたがOPのグラフィックとゲームデザインが大幅に見直された事で普通のシューティングになっています。一番売れたPC-8801mkIISR以降と比べるとFM77AVは見劣りしがちですが、シルフィードと今作はその88に勝った珍しいタイトルではないでしょうか。
次はドラゴンスレイヤーです。こちらはディスク版になりますので定価は1.5版、ステージ数は10倍となっています。恐らくテクノポリス誌のインタビューだと思いますがファルコムはディスクとテープだと値段が違う分内容に結構差を付けていたそうです。今回はディスクにプロテクトシールが貼ってありトレーニンググランドが残っていました。ドラスレ初代は気軽に遊べる感じだけはするので、思い出した時に遊ぶと今でもつい熱中しちゃう1本だと思います。(実際にはパワーストーン稼ぎなど面倒な事はあったりしますがこの当時のパソゲーの中では楽な方でしょう。)
上海
パズルの方ではなくスタークラフトの方です。その前に移植をしていたアリババのシステムをベースにシナリオをスタークラフトが独自に作りあげたオリジナルタイトルです。メチャクチャな世界観とバカバカしいセリフがヒットしたのか内部にファンがいたからか九龍島、闘氣王(とうきおう)といったシリーズをリリースしています。矢野健太郎氏のお気に入りの作品だったらしくゲームジョッキーに闘氣王のマンガが載っていました。メチャクチャさもだんだんエスカレートし最後は改造ファミコン、バルキリー、ネコ、犬、ラジコンなどとパーティを組むと文章化すると嘘かと思われるようなゲームになっていましたね。