本日は東京都品川区にお住まいのお客様から70年台後半から80年台初頭に掛けての月刊マイコンや月刊RAMをお譲り頂きました。この1979年8月号は特集がインベーダーマシン大研究と非常に興味深い物なのでご紹介させて頂きます。
まず一つが広告にアイレム、日本物産が出ている事です。79年7月1日からアイ・ピー・エムがアイレムへと名前を変えています。そして日本物産は近未来的な建物のイラストと一緒にSUPERムーンベースの広告が出ています。SUPERになって二人同時プレイでゲームが遊べ、片側のプレイヤ-はUFOを操作できます。この広告を見るにムーンベース(インベーダーのコピー基板)でイケイケだった事が伝わってきますね。
そして特集のインベーダーマシン大研究です。インベーダーブームによりあちこちに設置、フィリピンのバイヤーが50pinのフラットケーブルを買い集める、8080と8KのEP-RPM 2708の在庫が不足するといった事が伝えられています。
そして主なインベーダー基板に使われている使用部品の一覧が出ています。修理をされる方には参考になるのではないでしょうか。
最後には主要メーカーのテーブル型ビデオゲームの一覧があります。こうみるとナムコのジービーの価格がちょっと安いという事と見たこと無いタイトルがちらほらあり、是非現物を一度見てみたい気持ちになります。アイレムのPTマージャンデラックスはジャンピューターよりも先に出ているということもあり興味深いです。