本日は大阪府高槻市にお住まいのお客様からFM-7用ゲームソフトを多数お譲り頂きました。その中でも写真にある3本ワンダーハウス(ポニカ)と名探偵登場!(クリスタルソフト)、南太平洋アドベンチャーはかなり珍しいアドベンチャーだと思います。他にはウォーシミュレーション系が中心でポニカや木屋通商物が多数ありました。
この中でも南太平洋アドベンチャーはパッケージ違いとなり、一番珍しいと思いますので多数の写真を交えご紹介します。
南太平洋アドベンチャーのパッケージといえばタコっぽい生物と神殿の下にオールを持った人間がいる構図だと思いますが、今回のはゲーム画面が多数使われています。またパッケージのデザインもヴォルガードやフラッピーの時期のものに変更されています。
こうして比べてみますと一目瞭然ですね。このゲームが1万本売れている事にも驚きですがヒント&回答集を付けて再販するという商法も謎です。再販版にある「異聞バガボンドの法則」というサブタイトルも謎が謎を呼びます。
こちらが再販版に入っていたマニュアルとヒント&解答集です。解答集は裏面に定価200円とあったので別売りしていた物を同梱して売っていたのかもしれません。
テープのデザインは全く同じだったという事もあり、(小さなバグとかが直っている可能性もゼロではありませんが)起動した限りでは違いが見当たりませんでした。
あと再販版ですとパッケージやマニュアルでストーリーが一切書かれていません。UCLA留学生チャン・ギステマラがおばの遺産を全て処分しチャーター機でミクロネシアの隠し財宝を探しに行くといったものでしたが、パッケージ裏には「南太平洋で放浪している君にとって、大切なのは果たして財宝なのか?それとも…。」と書かれてあり目的を誤っている気がします。