本日は東京都中野区にお住まいのお客様からX68000用ゲームソフトを19本出張買取にてお譲り頂きました。アクションとシューティングを中心にゲームをされていたお客様でしたので高価買取対象のソフトも多くその分査定額も高額になりました。こうしてX68000のソフトを買取りさせて頂いていますと1年前は大ヒットした一部ゲームは流通価格も非常にお手頃でしたが、ここ最近は急激に上昇しています。特にジェノサイド2とテラクレスタ/ムーンクレスタは一時期に比べますと何倍にも上がりました。(その分買取価格も急上昇しています)
両作とも本当によく出来ており非常に満足度の高いソフトですが今回はテラクレスタ/ムーンクレスタの方をご紹介します。
テラクレスタ/ムーンクレスタは電波新聞社がX68000の盛り上がりも落ち着いてきた頃に出し始めたビデオゲームアンソロジーシリーズの第一作目として登場しました。10作目、Mr.Do!/vsユニコーンまではその名前を聞くだけでマニアが安心する「るつぼチーム」が関わっているので音から操作感まで非常に再現度が高いです。
テラクレスタはゲームの再現度もさながらFM音源版をいち早く再現しているのが大きな特徴です。(FM音源版は海外を中心に販売していたという事もありBeepのソノシート以外では聞くことが難しかった幻の音源でした) 後に出たPS2版はFM音源が再現されていないという点で評価を著しく下げていた事からもX68k版の質の高さを物語っています。テラクレスタといえばネームエントリー曲(マーチングラスタ)が名曲ですが、コンフィグからPSG/FM両方共聴き放題というのも非常に大きなメリットです。