MSX本体やソフトに関するキャンペーンを行っているという事もあり、多数のお客様からMSXソフトを買い取りさせて頂いております。これだけお譲り頂いていると珍しいソフトもありますので本日はその中から2本ご紹介します。
まず1本目は忍者プリンセス(ポニカ)です。
パッケージイラストはポニカ独自の物で、基本的なポーズやキャラクターはSG-1000版と同じですが、より女の子向けなタッチへと変更されています。ただゲームは忍者プリンセスそのままですので女の子がパッケージに惹かれて買ってしまうとちょっと厳しい目にあってしまうかとは思います。タイトル画面の表記以外は見た限りはSG-1000版そのままです。マスターシステムだと忍者プリンセス1メガ版として「忍者」が出ていますがかなりの蛇足感が出ていますね。
続いてはゲートオブラビリンス迷宮への扉です。X1やMZ-1500で出ていたRPGの移植となりますが、ソフィア、ナイザースペシャルと並ぶ入手最困難なタイトルではないでしょうか。
パッケージにはナショナルCF-3000には対応しておりませんとありどういったプログラムを組んだのか不安を感じてしまいます。ゲームは3DRPG物でARPGの多いYMCAT製のオリジナルゲームの中では異色のタイトルです。MSX版はどうかわかりませんが原曲の音楽はYK-2こと古代祐三氏です。ライターだけあり電波オリジナルゲームには結構参加されているのでマニアの方は機種ごとに聴き比べてみるというのもいいかもしれませんね。