本日は入荷情報やゲームソフトのご紹介とはちょっと離れ、レトロPCの一部動作チェックに関する事を備考録を兼ねご紹介致します。
BEEPに限らずだと思いますが、お客様から買取依頼を頂いたレトロPCはまずマシンが通電するか、映像は出るか、キーボードは反応するか、そしてフロッピーディスクドライブが2ドライブ(あれば)共読み込むかの4点のチェックを行っております。
その中でフロッピーディスクのチェックに関してですが手っ取り早くチェックするには両ドライブを使い、更に次の方へお譲りする際に解りやすく伝えられる+見栄えの良い画面が出るソフトが求められます。そこでBEEPで愛用しているチェックソフトを各機種毎に理由を含めご紹介します。
まずPC-8801mkIISR以降ですが基本的にシルフィード(ゲームアーツ)を使っています。
理由は簡単でしてまず2ドライブ必須のソフトである事。またシルフィードが回転して発進するシーンでは回転する度に2ドライブ目にアクセスするので動作に信頼性が出ると考えております。それにBGMが流れっぱなしになりますので音量がきちんと出ているか、また調整は効くのかなど何かと重宝する1本です。そして88シリーズ繋がりですとサウンドボードIIはテグザー2ファイアーホーク(こちらもゲームアーツですね)のサウンドテストを使っています。これは担当である私個人的な趣味なのですが、やはり実機で聞く5面の曲は素晴らしいと感動しながらついつい聴きこんでしまいます。
そしてX1シリーズですがこちらにはウイングマン2キータクラーの復活(エニックス)を使用しています。
これは2ドライブ使うとディスクの入れ替え無しで起動し、更に1ドライブでも起動します。X1初代はTwinを含め1ドライブでの買取も多いのでこれが非常にありがたいですまたアオイさん、美紅ちゃんとウイングマンの3人が色数多く描かれていますのでモニタの発色具合も見られると至れり尽くせりの1本です。