先日になりますが岡山県倉敷市まで写真にあるMB-S1/40やFM-NEW7.77AVにX1turbo、PC-88VAや8801MH、PC-6001mkIISR等各種レトロPCアイテムの買取でお伺い致しました。本日はその中から最も珍しいと思われる日立のMB-S1とそのゲームについてご紹介致します。
暴走特急SOS(ハドソンソフト)
ファミコンの名作「チャレンジャー」の元ネタにもなったタイトルです。この暴走特急の4文字が橋になっているタイトル画面は珍しいのではないでしょうか。(X1D版でも使われているそうです。)ルールはチャレンジャー1面そのままでプレイヤーを操作して、特急ITAエクスプレスの端まで到着すれば1面クリアに、2面は車内へと移行し奥に行けば無事に列車が止まってステージクリアだそうです。「だそうです」、と伝聞の形で締めたのはどうにも難易度が高く先に進めなかった為ですのでどなたか最後まで是非確かめてみてください。
デゼニランド
同じハドソンソフトのサラダの国のトマト姫と並び、国産アドベンチャーソフトを語る際には外せない1本ですね。S1版はラインペイント描写が非常に早くなっており、8bit機とは思えない速度でした。中身に関してはADV1まで遊んだ限りでは同じだと思われます。
トキオボール(コムパック)
ベーシックマスターレベル3MARK5用ですがS1のシステムモードBで起動させるとMB-S1でも遊べます。コムパックのゲーム、つまりは工学社のI/Oプログラムコンテストに入選しただけあり独自性に富んだゲーム内容になっています。
ルールはちょっと特殊で跳ねまわるボールを避けつつ、画面隅に置かれているレンガを回収し壁を作って跳ねているボールを閉じ込めるといった物になります。アクションとパズルのバランスが割と良く取れているので遊んでいて中々楽しめるタイトルでした。
トキオボールのどこがトキオなのかというと、何と主人公が「ときおくん」なんです。アーケード派の担当しては昔タイトーからリリースされたマスターオブウェポン(AC)をつい思い出しました。
日立のMB-S1や以前ご紹介させていただいたSMC-777/C以外にもベーシックマスターレベル1/2/3やパソピア7など残念ながら当時御三家になれなかったマイナーレトロPCもBEEPでは買取に力を入れております。是非ご整理の際はご相談下さい。