美品のX1用カセットテープソフト29本入荷しました

先日になりますが長野県佐久市のお客様から初代X1(マニアタイプ)にG-RAM増設済みの本体と、X1用ゲームソフト29本を宅配買取にてお譲り頂きました。X1用テープのゲームがここまでの状態で、しかもエニックスの名作が多数となる買取はかなり久々になります。

X1の初期は(PCGが使えるという事もあり)他機種に比べよく出来たアクションゲームが多数リリースされているのが大きな特徴でしょう。この中ですと限りなき戦い、ドクロンの館、グッツン、走れ!せんべいさんはX1ならではと思わせてくれるタイトルではないでしょうか。(ドクロンの館は88でも出ていましたが初代とmkII用である事を見るにX1版の方が優れていると思います。)

本日は数あるソフトの中でもマイナーな部類に入ると思われる、「Dr.スランプ 走れ!せんべいさん」をご紹介します。

このゲームは少年ジャンプアイデアコンテストの最優秀作品に選ばれた物で、そのアイデアを元にドクロンの館の作者でもある後藤貴士氏がプログラムされた物です。このアイデアコンテストが元でウイングマン初代が誕生したのはテクノポリスのTAMTAMインタビューにありましたが、同時期に出たアラレちゃんのゲームもこのコンテストが関わっているんじゃないかと思います。

ゲームのルールはシンプルで、凧と光線銃を持って走っているせんべいさんを操作し敵を避けつつ山吹先生に会いに行くのが目的です。ジャンプを長押しすると上に光線銃を撃ちますのでそれでカラスをやっつけられます。

それだけだとクリアが簡単に見えるのですが、隠れキャラを出してそれを光線銃で撃たないとエネルギーが増えず、適当に遊ぶと山吹先生に会えずにせんべいさんが力尽きてしまいます。折角なのでクリアまで…と頑張りましたが、どうにも隠れキャラクターが出ずに未だに1面がクリアできません。X1のPSGがフル稼働で奏でる「ワイワイワールド」は出来が良く、雰囲気も出ているのでここがどうにかなれば手放しで褒められる名作になったのではないかと思います。でもパッケージでは「愉快なペンギン村をそのままディスプレイに再現した傑作!!」とありますので目的は果たされているのではないでしょうか。

こちらがパッケージです。

このゲーム展開に合っている様な合っていない様な絶妙なイラストをチョイスするエニックスは凄いと思います。(ウイングマン2は原作単行本の3巻をそのまま、初代は1巻のイラストを反転とやる気が見られないのが残念でした。)

BEEPでは引き続きX1シリーズの本体やソフト、周辺機器を買取り致します。特にエニックスのタイトルには高額査定の物が多数ありますのでご整理の際には是非ご相談下さい。

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