先日になりますが千葉県柏市のお客様からぴゅう太mkII本体と各種ソフトをお譲り頂きました。全体的に箱に痛みがございますがここまでの数の入荷はあまり無いと思います。
こちらがその買取させて頂いたソフトです。プーヤン、フロッガー、ガッタンゴットン、ターピン、ジャングラーとコナミの移植物が5本もあります。この頃のコナミはPV-2000やソードM5などマイナーハードにも許諾を出している印象がありますね。ATARI2600にもストラテジーX等で参入したり、PC-6001にROMカートリッジで参入したりとこう列挙しますと手広くやっています。
折角なのでぴゅう太ソフトを何本かご紹介したいと思います。
Mr.Do!
ご存知ユニバーサルの名作があのぴゅう太に!と書いて気付きましたがMSX、FM-7/77、X68000、PC-98、スーファミと何だかんだで結構移植されていますね。出来としてはかなり良く、Mr.Do!が好きでコピー基板含め3,4枚は持っている社長も褒めていました。何でも壁越しのスーパーボールが効くとかどうとか。
3面をクリアした時にコーヒーブレイクもありました。AC版ですとクリア時間と方法の集計になっていましたが、これはこれでありなんじゃないでしょうか。
トリプルコマンド
タイムパイロット風全方位シューティングです。浮いている小島(2面はいかにも死にそうな岩)に触れると爆死しますので地形に気を使って立ちまわるのがコツです。輸送船や輸送車は触れると良いかと思ったのですが、倒すと500点入るので敵の物なのでしょう。四方八方敵だらけなのがタイムパイロットと違いますね。
3面はそのまんまタイムパイロットなのですが、何と嬉しい事に触れると死ぬ物が無いので好きなだけ飛び回れます。最終面の難易度が一番低いのはどうなのでしょうか。ちなみに簡単なクリア方法があり、地形に触れない程度に離れている所でショットボタンと左右どちらかに入力しているとグルグル回って自動で敵を倒してくれます。放っておくと多分駄目だと思いますがかなり楽にはなるでしょう。
フロッガー
アメリカ人が好きで好きで仕方がないフロッガーです。音楽が変わっていて、巣にいる虫がトンボになっているのが大きな特徴でしょうか。家庭用だけに難易度は低めです。さっと遊んだ限りではかわい子ちゃんカエルは出てきませんでした。ぴゅう太mkIIなので表示が化けていますね。
ナイトフライト
手っ取り早く説明しますとクイックスなんですが、何故か夜空で高木ブーみたいなカミナリ様と飛行士の戦いになっています。ミスをすると飛行機が爆発し、脱出ミニゲームが始まるのがテクノスジャパンのバッテンオハラのスチャラカ空中戦的で非常に熱いです。
着地するとカミナリ様がお怒りになられます。このゲームは非常にテンポが悪く、囲んだらジングルが鳴りセコセコとその枠を埋める行為に非常に時間を取られ遊んでいてあまり面白くはないです。
プーヤン
ファミコンでも出たプーヤンです。アーケードでは82年当時でインストと説明書以外に帯がある珍しい作品です。OPで流れるもりのくまさんがひたすらプレイ中も流れるので変になりますがゲームは良く出来ています。狼の鳴き声の再現度が高くてビックリしました。
ボンブマン
ぴゅう太といったらとも言える作品ですね。庭の塀越しに爆弾が投げられてくるので消火するのが目標のゲームです。昔のゲームにはTVボーイのミスターボムやVCS/ATARI2600のKABOOM!など爆弾魔とひたすら戦うゲームが結構出ている印象がありますね。
今日初めて知った事でお恥ずかしいのですが、放水が白なら爆弾に水が当たっておらず、水色なら当たっているんですね。判定がいまいち解らないゲームですのでこのギミックは素晴らしいです。
ザウルスランド
歩行音がボンブマンと同じ原始人を操作してマンモスや恐竜、原始モグラを叩くゲームです。一定時間経つと火山が噴火し、落石を避けるゲームになるのがゲームに緩急を付けています。
この原始人の攻撃判定がどうも肩から上全部っぽいので、最下段でひたすら棍棒を降りマンモスと恐竜(倒すと500点になり、モグラの5倍)を倒すのがハイスコアのコツではないかと思います。
ぴゅう太(初代、Jr.、mkII)は勿論ですがその他のホビーパソコン(マックスマシーン、M5、PV-2000)も買取しております。ご整理の際には是非ご相談下さい。