DVDドライブを搭載し、ゲーマー以外にも圧倒的な存在感を与えた『プレイステーション2』。
リリースされたソフトも数知れず、名作から賛否両論な奇作までよりどりみどりです。
この度はそんな『プレイステーション2』のソフトコレクションを群馬県前橋市のお客様よりお譲りいただきました。
個人的に思い出深いソフトや気になったタイトルをピックアップしてご紹介したいと思います。
メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ
初代『プレイステーション』で大人気タイトルへと昇華した、『メタルギアソリッド』シリーズの2作目です。
シリーズ主人公の『ソリッド・スネーク』に変わる、新たな主人公の『雷電』が登場し、ダブルキャスト体制となりました。
インターネット社会や無人兵器といった、未来を予見したような先見性の高いテーマのストーリーは非常に評価されています。
前作を遊んだプレイヤーを驚かせるような展開もあり、私も初プレイ時は困惑したことを覚えています。
シリーズおなじみのメタ的でユニークな要素も健在で、声優さんの演技も相まって抱腹絶倒です。
女子トイレで走り回ると「度し難い」と大佐からおりを受ける雷電とグラビアの写真を撮影して送ると、小声で「…保存しとこ。」というエメリッヒ博士が私のお気に入りです(笑)
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS
『ロックマン』シリーズでおなじみの「稲船敬二」氏がプロデューサーを務めた『鬼武者』シリーズの第4作です。
旧3部作、『鬼武者1~3』は『バイオハザード』ライクなゲーム性でしたが、本作からはアクション部分を重視した内容へと進化しています。
それに伴い、武器の種類も大幅に増加し、武器レベルの上限も上がっています。
アクションゲームとしてのやりごたえはバツグンでしょう。
主人公に俳優を起用するスタイルを廃止したことが理由で、当時はあまり話題になりませんでした。
しかし、パチスロの題材としては大ヒットを記録。2022年には新しいパチスロ機『新鬼武者2』が登場するほどのロングセラーとなっています。
その後押しもあってか、ゲームでも動きがあり『鬼武者 Way of the sword』が20年越しの新作として開発中とのことです。
上記の通り、シリーズ内ではゲームとしての存在感が薄い為、主人公の「蒼鬼」が『タツノコVSカプコン』にも登場した際に人選に驚いた記憶があります!
北斗の拳 〜審判の双蒼星 拳豪列伝〜
「ジャンプ」の人気漫画『北斗の拳』をモチーフにした2D格闘ゲームのアーケード移植版です。
開発会社『アークシステムワークス』の知名度を良い意味でも悪い意味でも押し上げたタイトルで、界隈では伝説のゲームと呼ばれています。
同社の『GUILTY GEAR』シリーズをベースとしたシステムになっており、あちらの破天荒なバランスも引き継がれてしまっています。
バグを活用した「永久コンボ」や一撃必殺技「FATAL KO」等の即死要素がありふれており、世界観よろしく「時はまさに世紀末」といった内容です。
本移植は、「完全移植」を謳っているもののアーケード版とは違った挙動が多く存在するため、ヘビーユーザーからは不評との声もあります。
バグが仕様のように戦術に組み込まれているゲームに「いまさら何を言うんだ」とツッコミたくなってしまうのは私だけでしょうか。
120円の春 \120Stories
PCの美少女ゲームメーカーである、ねこねこソフトの美少女ノベルゲームです。
本作は春夏秋冬をモチーフにした4つのミニシナリオからなる、オムニバス形式のゲームです。
タイトルの「120円」をキーワードにヒロインとの思い出を紡いでいく内容で、「大人だからこそ共感できる」というノスタルジーなシナリオに仕上がっています。
ねこねこソフトはアダルトゲームのメーカーですが、本作では「スケベなだけが18禁じゃないぞ!」というアプローチを取っています。
同社のキャラクターが大集合したゲーム『麻雀』に本作のヒロイン達も登場しており、私が本作を知るきっかけとなりました。
冬のヒロインである「小雪」ちゃんの可愛さに一目ぼれしてプレイしたあの日が懐かしいですね。
次回は、超大作のRPGを中心にご紹介したいと思います!
お付き合いいただけますと幸いです。
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