【宅配買取】冥界住人のマストバイアイテム!? IF黎明期の『フォトCDポートフォリオ』のコレクションをお譲りいただきました

IFのフォトCDポートフォリオ

「冥界住人」とは、アイディアファクトリー(IF)の作品をこよなく愛するプレイヤーを称するインターネット上の愛称です。

同社のRPG『スペクトラルフォース愛しき邪悪』に由来するその愛称は、IF黎明期におけるクセの強い作品へ挑んでいく猛者(ファン)の称号と言えます。

彼らが、IF製ゲームの初心者からの「買いですか?」という質問に、口をそろえて「買うな。俺は買うが。」と答えることで、その素質を試していたことは伝説の一つとなっています。
※ただのツンデレとも言いますが(笑)

この度、CDドライブ搭載機用のゲームフォトCD『フォトCDポートフォリオ』シリーズを買取いたしました。

インターネットにもほとんど情報のない、IF黎明期にリリースされた大変珍しいお品物になっております。

クセ物のラインナップとなっています、さっそく確認していきましょう!

名探偵スチールウッド(STEEL WOOD PRIVATE EYE)

スチールウッドのパッケージ表

スチールウッドのパッケージ裏

1995年2月28日に発売された、『フォトCDポートフォリオ』シリーズ第1弾の作品です。

「きれいな画像 いい音 ゲームフォトCD」のキャッチコピーで売り出されたシリーズで、CDドライブがついているゲーム機であれば機種が関係なく動くことをセールスポイントとしていたようです。

曰く、CDドライブ搭載のPCに加えて「Panasonic 3DO」「PC-FX」等で動作し、「セガサターン」で動作させる際は、ニッチな周辺機器の「フォトCDオペレーター」が必要になります。

マニアご用達のマイナーハード「Philips CD-i」にも対応しているのは面白い事実ですね。

内容としては、推理アドベンチャーとなっており、クセのある3Dグラフィックのキャラクター達が登場する作品です。
同社が初代PSで展開した「IF TVシリーズ」を彷彿とさせるツルツルとしたポリゴンで少し不気味です。

そこそこ反響があったのか、シリーズ第6弾として『名探偵スチールウッド2 スコットランド号殺人事件』も発売されました。

ちなみに、本作を担当しているディレクターの「佐藤 嘉晃」氏は、現在IFの代表取締役社長をされているとのこと!

またに、IFの女性向けゲームブランド「オトメイト」から、『原宿探偵学園 スチールウッド』というタイトルのゲームも登場しています。

作中で「スチールウッド」とは、偉大な探偵の名前であることが語られているようですが、真相は「冥界」の中といったところでしょうか。

マルスブレイド(MARS BLADE)

マルスブレイドのパッケージ表

マルスブレイドのパッケージ裏

1995年5月26日に発売された、シリーズ第4弾です。

犯罪都市と化した1998年の渋谷を舞台に、主人公「日向タケル」と「謎の怪物」との関係について迫るアドベンチャーゲームです。

ムービーを活かしたビジュアルシーンや、フォトCDらしく実写のCGを多用した内容となっており、探索や会話、戦闘を行えるらしくフォトCDのゲームとしては結構本格的です。

パスワード入力による、途中再開も可能なのもアドベンチャーゲームとしては外せない要素なので良いポイントです。
※どの程度の再開精度かはわかりませんが…

本作のディレクターは、IF創設者で現会長「桑名 真吾」氏で、同社『ネバーランドシリーズ』のプロデューサーやシナリオも担当されています。

お二人は現在もIFに在籍されていることから、本作を制作した頃から苦楽を共にしてきたのだろうと感じさせてくれる1本です。

犬王 地球を救う -歌うアホパズル-

犬王のパッケージ表

犬王のパッケージ裏

1996年6月22日に発売された、シリーズ第7弾です。

3Dポリゴンを押し出した映像に注力していた、前作までと異なり「ヘタウマ」で珍妙なイラストが目を引く作品です。

自称「アホゲーム」と称しており、敵の弱点を探して嚙みつくゲーム内容とのこと。ジャンルが「パズル&クイズ」とありますが、全く想像できません(笑)

また、マルチシナリオについて言及しており、多くのシナリオ分岐が存在する「IF TVシリーズ」に通ずるものを感じます。

敵が歌で攻撃してくるのを対抗するシチュエーションがあるようで、その際にはカラオケで応戦することを求められるようです。

この要素は、当時レーザーディスクに代わる次世代のカラオケ機器としてビデオCDを使う動きがあったからと推測されます。

「3DO」のカラオケミキサー(FZ-AK1)でぜひ試してみたいところですが、あちらもなかなか見かけない珍品となっているので断念!

1996年1月には、すでに初代PSにてコンシューマゲーム業界に参入していたことから、本シリーズはなりを潜めてしまったようです。

 


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