ドカーン!と段ボール14箱の大量買取! 『スーパーファミコン』を中心としたレトロゲームのコレクションの買取を致しました《前編》

SFCの大量買取品

某日、買取チームから呼ばれた私は圧倒的光景に度肝を抜かれました…!
そこにあったのは、段ボール14箱にも及ぶ大量のレトロゲーム達。

14箱の段ボール

定番タイトルから激レアタイトル、はたまた周辺機器まで、多種多用なコレクションを東京都八王子市のお客様からお譲りいただきました。

特にSFCのソフトに関してはすべて完品という徹底ぶり、お譲りいただいた方の熱い熱量とレトロゲーム愛を感じました。

私もレトロゲームを嗜むものとして、紹介せずにはいられません!
大量の買取ということで、今回は「前編」としてSFCのソフトを個人的なピックアップでお届けします!

レンダリングレンジャーR2

レンダリングレンジャー

異星人に対抗するために組織された部隊「RENDERING RANGER」に所属する主人公が単身で殲滅に向かうアクションシューティングです。

3Dレンダリングと呼ばれる画像処理方式を採用しており、SFCの性能を限界まで発揮したグラフィックが特徴的な本作です。

同様方式を採用している大ヒットゲームの「スーパードンキーコング」の影響を色濃く受けています。

ゲームシステムとしては、コナミの「魂斗羅」を思わせる、横スクロールアクションシューティング面と、アイレムの「R-TYPE」を意識したシューティング面で構成されています。

演出もすさまじく、横スクロールアクションから、シューティングに切り替わるムービーは必見です!

当時は「スーパードンキーコング2」や「ロックマンX3」といった大作タイトルと発売日がバッティングした影響で本作は埋もれてしまい、後に評価される形になりました。

また、海外スタジオ開発の「洋ゲー」でありながら、海外版のスーファミであるSNES版が存在しない不思議なタイトルです。その影響で、海外のコレクターからも注目を集めています。

結果、スーパーファミコンにおける幻のゲームとなり、同ハードでも屈指の「レアゲーム」となっています。

メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット

メタルスレイダーグローリーディレクターズカット

ファミコン限界を突破したタイトルとして、よく話題にあげられるのアドベンチャーゲームの傑作で、SFCでリメイクを行った移植版です。

開発はカービィシリーズで有名な「ハル研究所」です。

ポストカード付の初回限定版

SFメモリとよばれる、カセット書き換えサービスにて配信された作品ですが、初めから書き込みされていた初回限定版が存在しました。

特典として、特製ポストカード5枚セットと説明書・専用ラベルが付属しており、今回お譲りいただいたものは特典のポストカードもしっかり確認できました!

ストーリーとしては、ジャンクショップにあったボロボロのロボットに残された謎のメッセージを追って、そのロボットの正体を探るSFアドベンチャーです。

注目すべきは、イラストレーター本人が監修したことでFC版からさらにパワーアップグラフィックと、容量の都合で断念した一部のシナリオが収録されています。

こちらも「レンダリングレンジャーR2」とは経緯の違った、幻のゲームといえるでしょう。

赤川次郎 魔女たちの眠り

魔女たちの眠り

ビクターの子会社でVHSビデオやゲーム事業を行っていた「パック・イン・ビデオ」の「ビクターサウンドノベルシリーズ」の最初の作品です。

84年-85年にかけて出版された同氏の小説「魔女たちのたそがれ」「魔女たちの長い眠り」をベースにしたホラーサスペンスです。

物語自体は小説ベースで進行していきますが、選択肢で複数のルートに分岐するようになっており小説とは違った展開になっていきます。

原作に登場したキャラクターも意外な形で再登場する等、小説既読のプレイヤーにも新鮮味がある要素も追加されています。

後に原作者である「赤川次郎」氏は、「スタッフは私以上に原作を愛してくれている」とコメントしており、ハードがPSに移行した後も『夜想曲』や『逢魔が時』といった続編が登場していくことになります。

ウルトラマン

SFC版ウルトラマン

日本における3大特撮ヒーローである、初代「ウルトラマン」のキャラクターゲームです。

非常にスタッフの愛がつよいことが特徴で、グラフィックや音声はもちろんのこと細かいネタまで非常に高いクオリティで番組の雰囲気を再現しています。

ゲームシステムはシンプルな2D格闘ゲームであり、原作でもおなじみの怪獣達とのバトルを繰り広げます。

時間制限はもちろん「3分」で、怪獣の体力を0にしても時間が過ぎてしまったり、「スペシウム光線」でトドメをさせなければ負けになってしまいます。

ジャンプキックが尋常ではない強さで、このゲームを遊んだプレイヤーはまず話題にあげるほどの性能をしています(笑)

また、ラスボスである「ゼットン」は、原作通り「無重力弾」を命中させて倒す必要があるのですが、このミニゲームがかなり難易度が高いです。
気まぐれに動き回るため非常に当てずらく、失敗すると「即ゲームオーバー」というシビアさから多くのプレイヤーが辛酸をなめることになりました。

本作の好評を受けて、同じくSFCで続編の「ウルトラセブン」、3DOで「ウルトラマンパワード」が登場しています。
※どうして3DOで出てしまったんでしょうか…(笑)

ヨッシーのロードハンティング

ヨッシーのロードハンティング

スマブラでもおなじみの周辺機器『スーパースコープ』専用のマリオ作品です。

ジャンルがマリオシリーズとしては非常に珍しい、「ガンシューティング」になっています。

ピーチ姫と交流のある王族が統治する「ジュエリーランド」の危機を救うべく、マリオとヨッシーがクッパ軍団と再び対峙します。
12個の奪われた宝石を取り戻すため、ヨッシーとともに様々なロケーションを進んでいきます。

ゲームシステムとしては、ヨッシーを妨げる敵キャラ達を打ち落としながらコースを進んでゆきゴールにいるボスキャラを倒すシンプルな内容です。

2人プレイも可能となっており、1Pがマリオを操作して敵を撃ち、2Pのヨッシーがより細かな動作で敵を避けたり、ジャンプしたりできるようになります。

ガンシューティングはアーケードを中心に展開している作品が多く、シビアな難易度であることが多いのですが、本作は任天堂らしい遊びやすい難易度になっており、ジャンルの初心者でも入りやすいのが特徴です。
※他ハードで復刻がされていないゲームなので、遊ぶにはスーパースコープを用意しなければならない敷居の高さはあります(笑)

2020年スーパーベースボール

2020スーパーベースボール

格闘ゲームの『餓狼伝説』や『KOF』シリーズで有名なSNKがリリースした「近未来」野球ゲームのSFC移植版です。

先に登場していた同社の『ベースボールスターズ』は、『ファミスタ』ライクなオーソドックスな野球ゲームでしたが、
本作は「サイボーグ」の選手がぶつかり合う超人野球でかなり攻めた内容になっています。

プレイ内容や得点に応じて、チームの資金が変動するシステムをとっており、それを使って選手を強化したり強化アーマーを装備したりできます。
デッドボールによる破壊や燃料切れ等、ロボットらしい要素がふんだんに盛り込まれているのが特徴です。

SNKのゲームはアーケード準拠の『ネオジオ』版と比較されがちなので、SFCに移植されたものはファンからの扱いがイマイチなことが多いです。

しかし、本作は要素が少し削られてしまっているものの、かなり頑張って移植されており、有名ゲーム雑誌における評価もかなり高いスコアを獲得しています。

「2020年」設定であるにも関わらず、2025年現在「サイボーグ」が試合をする様子もなく、人間が「フィクション」のような成績をのことしていることを見るに「事実は小説よりも奇なり」といったところでしょうか(笑)

後編は、SFC以外に目についたタイトルや周辺機器を紹介したいと思います。
次回もお楽しみにしていただければと思います。

 


『スーパーファミコン』はいまだに根強い人気を誇っていますが、それはほかのゲーム機も同様です。
BEEPではあらゆる年代のゲーム機本体・ゲームソフトを買取募集中です。
箱や説明書のないソフト、仮に状態が悪かったり動かないものも、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。

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