【宅配買取】もう一つの「バイオ」! 北米版の『ディノクライシス』シリーズの買取を致しました

北米版ディノクライシスシリーズ

プレイステーションといえば、本格的なホラーゲームが登場したゲーム機ではないでしょうか。
その筆頭が、カプコンの『バイオハザード』シリーズでしょう。

その大ヒットを受けて制作されたのが、恐竜版「バイオ」とも呼べる『ディノクライシス』シリーズです。

この度は、岡山県岡山市のお客様から海外版の『ディノクライシス』のセットをお譲りいただきました。
現在では非常に珍しい「未開封」のお品物です!

日本版ディノクライシスシリーズ

日本版のパッケージとも比較しながら、紹介できればと思います。

ディノクライシス

北米版ディノクライシス1

1999年7月にリリースされた、カプコンのサバイバルホラーシリーズの第二弾です。

政府直属の特殊工作員のチーム(SORT)が、「アイビス島」の軍事研究施設を舞台に絶滅したはずの恐竜と死闘を繰り広げる作品となっています。

日本版のパッケージは、血だまりに恐竜の足が映っている非常に不気味なパッケージでしたが、北米版は主人公の「レジーナ」が勇ましい表情で映っています。

彼女は見た目通りかなりクールな性格で、本編でも仲間が恐竜を目にし慌てふためいている中、動じない姿勢が印象的でした。
※ちなみに、日本語吹替が攻殻機動隊等で有名な『田中敦子』氏でした。めちゃめちゃピッタリですよね!

パッケージには、ボーナスとして「Resident Evil 3: Nemesis」(バイオ3)のデモディスクが入っていることが確認できます。

「バイオ3」は同年の11月(日本は9月)に発売されたので、内容はほとんど製品版と同じようです。
その関係か、「バイオ3」のコスチュームにはジルがレジーナのコスプレをするものがあります。

システムは基本的「バイオハザード」と同様になっており、弾薬を節約しながら鍵を集め、謎解きを進めていくスタイルです。
操作もおなじみのラジコン操作で慣れるまでは煩わしいものになっています。

特徴的な点としては、構え移動ができるようになりすぐに敵に対応できることです。しかし、敵も武器を叩き落せるため一長一短です。

既存のシステムを流用しているのにも関わらず、バイオとはまた違ったパニックホラーの演出や質の高い恐竜のグラフィックが評価され、全世界で240万本も売り上げるヒット作になりました。

北米版ディノクライシス1のパッケージ裏

ディノクライシス2

北米版ディノクライシス2

大ヒットを受けて、ちょうど1年後である2000年9月に発売された続編です。

前作で生存した「レジーナ」が恐竜の栄えた時代にタイムスリップしてしまった人々を救うために再び恐竜と相まみえます。

今作では、ディレクターがバイオハザードの生みの親である「三上真司」氏から後に「逆転裁判」シリーズを生み出す「匠秀」氏へ交代しています。

そのため、「バイオ」をなぞったアドベンチャーライクなシステムから、恐竜を殲滅するアクション要素を強化したスタイルへと変更されました。
この流れは、バイオから派生した作品である「鬼武者」や「デビルメイクライ」へと引き継がれていきます。

また、前作では納期や技術の関係でボツとなった、ジャングルのステージも実現させています。
恐竜が生息する熱帯林の雰囲気を再現するのに、ゲーム内照明の調整に手間取ったことが後に語られています。

日本版のパッケージは、そのジャングルをアピールしたデザインになっていますが、こちらではやはり「レジーナ」が映っています。

恐竜から逃走するような構図ですが、実際は倒しまくるゲーム性なので驚いたプレイヤーも多そうです(笑)

北米版ディノクライシス2のパッケージ裏

その後、「ガンコン」対応シリーズである「ガンサバイバー」の題材に採用されたり、「バイオ」シリーズと並んでカプコンを牽引していくと思われていました。

しかし、初代Xboxでリリースした続編「ディノクライシス3」では、舞台も宇宙へ移すことでSF路線へと変更、結果迷走してしまうことになりました

既に古いシステムになりつつあった「固定カメラ」を継承しているのにも関わらず、プレイヤーの移動速度が早いため、カメラワーク最悪で評論家から酷評される結果になってしまいました。

結果2025年現在、シリーズは停止状態になってしまっています。いつか現代のゲームシステムやグラフィックで「ディノクライシス4」を見てみたいものですね…!

※2025/1/31追記
なんと、PC版ディノクライシス1・2がソフト配信サイトである「GOG.com」にて、リリースされました!

言語は、日本語と英語どちらにも対応しており、現代のPCに合わせた各種コンフィグ設定が行えるように、アップデートされているようです。

遊びやすくなった本作を是非、この機会にプレイしてはいかがでしょうか?

ディノクライシスの配信ページ(GOG.com)

ディノクライシス2の配信ページ(GOG.com)


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