1994年に登場した『プレイステーション』は同年代でも圧倒的なタイトル数を誇っていました。
当時のライバルだった『ニンテンドー64』が「300」本弱の少数精鋭だったことに対し、プレイステーションは「3000」本を超えています。
そんな多彩なタイトルが存在するプレイステーションのソフトを長崎県長崎市のお客様からお譲り頂きました。
有名シリーズからあまり見かけないものまで、ピックアップして紹介したいと思います。
『アーマードコア』
硬派な難易度や世界観で熱心なファンを獲得している、フロムソフトウェアの人気ロボットバトルゲームの1作目です。
シリーズの基礎はすでに出来あがっており、自機のカスタマイズはもちろんのこと、自作のドット絵を使えるエンブレム機能や対戦プレイもバッチリです。
ただし、操作が難解すぎたためボタン数が足りないという欠点があり、それを補うためにプレイヤーが独特のボタン配置と持ち方でプレイしていたというエピソードもあります。
システムボイスも豪華声優で、「セーラームーン」や「エヴァンゲリオン」でおなじみの「三石琴乃」氏や、当時まだデビュー仕立てだった「田村ゆかり」氏が出演している等、声優ファンも納得の人選といえるでしょう。
2023年には、長年待ち望まれていた続編の『アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン』も登場しましたね。
最近のシリーズから参入した「新米レイヴン」の方も機会があれば遊んでみてほしい1本です。
『美少女戦士セーラームーンSuperS 真・主役争奪戦』
「セーラームーン」といえば、バンダイ傘下企業であるエンジェルが開発した格闘ゲームがあります。
※ちなみにエンジェルは現在メガハウスへと吸収合併され、美少女フィギュアを作っていたりします。
SFCでリリースされた『美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!? 主役争奪戦』の続編であるようなタイトルですが、実は3DOで先に登場していたゲームをベースに作られています。
そのためか、SFC版は格ゲーフリークに愛されているほどの名作なのに対して、どうにもパッとしない出来に仕上がっています。
しかし、ボイスがグラフィックはパワーアップしていますので、必殺技のカットインが忠実に再現されていたりとメリットもあります。
※ゲームテンポについては考えてはいけません。
当時としてはかなり頑張った演出になっているので、アニメのファンはテンションが上がったのではないでしょうか?
『ネクストキング 恋の千年王国』
プレイステーションの名作RPG『俺の屍を越えてゆけ』を開発した、アルファシステムが送り出した美少女恋愛ゲームです。
プレイヤーは王子となり、次期の王を決める投票のためにヒロイン達との交流をしながら評価を上げていきます。
こちらも『俺屍』と同様にかなり独特なシステムをしており、RPGとボードゲームを融合させたようなシステムになっています。
マス移動を始め、戦闘はもちろんのこと、女の子の好感度までもダイスロールで決定される等、非常に運要素が大きいシステムです。
しかしながら、経験値稼ぎをすることで補っていくRPG要素もしっかりとあります。
注目したいのが、ボードゲームらしく複数人プレイが可能になっている点で、お互いにヒロインと王権を奪いあうことになります。
『ドカポン』シリーズさながらの「友情破壊」展開も発生しえるため、狙っているヒロインがバッティングした際はリアルファイト待ったなしですね(笑)
『東京23区 制服WARS』
システムは由緒正しいオーソドックスな美少女系のアドベンチャーゲームですが、奇抜なストーリーが特徴の作品です。
“女学生の制服から発生している超パワー”を巡って、東京を舞台に女学生たちが制服の力で戦っていくというものです。
美少女ゲームにありがちなブッ飛んだ設定で、特定の層にはウケそうな面白い設定といえます。
戦闘パートは、制服に設定されている3すくみの属性をもとに戦う変則的な「じゃんけん」です。
しかし、一部のボスキャラクターを除いて、相手の属性は判明した状態で後出しできるので、少々戦略性に欠ける部分があります。
各区に割り振られているヒロインが8人しかいないため、残りの15区が登場しなかったり、最終的に制服の超パワーの由来も判明しない投げっぱなし展開も目立つため、ツッコミどころが多い作品です。
『エイリアン・トリロジー』
アーケードゲームの移植や映画とのタイアップを中心としたタイトルを開発していた、Probe EntertainmentがリリースしたFPSです。
『エイリアン』シリーズのストーリーがベースとなっており、ゲーム用にアレンジされた展開を楽しめるのが特徴です。
エイリアンの動きは当時では珍しいモーションキャプチャーを採用し、ゲーム内の効果音は映画からサンプリングされたものが使用されています。
そのため、不気味かつ臨場感たっぷりな仕上がりが評価され、海外の評論家たちから一定の支持を得ています。
後に移植版として、視認性が悪かった部分を改善した『セガサターン』版や、多人数対戦が追加された『MS-DOS』版も登場しています。
Atari Jaguar版の『Alien vs Predator』と並んで、同作のゲームシリーズの中でもハイクオリティな作品だと言えます。
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