【宅配買取】有名タイトルからニッチなタイトルまで!『X68000』や『PC-98』のソフトを買取いたしました。

PCゲーム買取品

こと現代においては「スマホ」が当たり前のように普及し、パソコンを持たなくても事足りるようになりましたね。
仕事以外ではパソコン使わないような方も若い方では多いかもしれません。

時はさかのぼり、80年代。『Windows』が登場する以前では、様々な会社が「娯楽」目的のパソコンをリリースしていました。

そんな時代を牽引した名機で、今でも非常に人気の高い2機種のシャープの『X68000』とNECの『PC-98』のソフトを栃木県宇都宮市のお客様よりお譲りいただきました。

あまり見かけないものもございましたので、この機会に紹介したいと思います。

プリンス・オブ・ペルシャ(X68000)

プリンスオブペルシャ

アクションパズルの金字塔『ロードランナー』、クセの強い操作性多くの子供たちを困惑させた『バンゲリングベイ』、3D探索アドベンチャーのパイオニア『MYST』等、家庭用ゲーム機にも移植され、高い知名度を誇る数々の名作を送りだしたソフトメーカー『Broderbund』。

この『プリンス・オ・ペルシャ』も『Broderbund』の名作の一つとして外せません。

今回お譲り頂いたのは『X68000』版(1991年)ですが、前年にリリースされていた『PC-98』版とほとんど同様です。
このゲーム、かなりのハードに移植されており、その数約「20」コンソール以上にも及びます。

『スーパーファミコン』版はかなりのアレンジ移植となっているのに対して、本作は堅実な『Apple II』版ベースです。

ただし、追加要素としてラスボスの「ジャファー」戦が追加されています。
※スーファミでは魔法で攻撃してきましたが、本作は剣で戦っています。

PCならではの綺麗なグラフィックや、演出の強化等、後続の移植に与えた影響は大きく、
当時の「PC→家庭用ゲーム機」への流入を窺い知ることができます。

キャノンサイト(X68000)

キャノンサイト

PCのスペックを如何なく発揮できるジャンルとしては、やはり3Dポリゴンを使ったCG主体のゲームかと思います。

本作は1992年に『X68000』にてリリースされた、3人称視点のロボットシューティングゲームです。

家庭用で登場した、SFCの名作シューティングゲーム『スターフォックス』(1993年)や、MDのレースゲーム『バーチャレーシング』(1992年)等、各ハードで積極的に3Dゲームの開発が試されていた時期と言えるでしょう。

当時基準では、かなりパワフルなグラフィックをしており、味方を含めて複数のオブジェクトを同時に処理できる性能の高さは、流石のX68kといえます。

各種ステータスやMAP、コックピット内を再現した構成のUIになっており、臨場感も抜群です。
※パッケージのロボットとゲーム内のロボットのイメージが少々乖離しているのはご愛敬

X68の3Dゲームといえば、名作3Dシューティングゲーム『ジオグラフシール』(1994年)が何かと話題になりがちですが、
その2年も前に作成された本作も、先進的な発想から評価したい1本といえると思います。

プラネッツエッジ(PC-98)

プラネッツエッジ

海外で人気を博した3DダンジョンRPG『Might and Magic』シリーズを開発した『New World Computing』が1992年に発売したSFRPGの『PC-98』版になります。

エイリアンによって危機に瀕している地球を救うべく、4人の科学者チームが宇宙船で様々な惑星を探検して、様々なミッションに挑みます。

注目すべきは、広大な銀河系に存在する様々な惑星を自由に探索して進める点です。

先に登場していた、同系統のSFゲームであるEAの『Starflight』(1986年)や、インフォグラムNAの『Star Control』(1992年)と合わせて、
ゲーム史における「オープンワールド」の発展に寄与したことは、間違いないかと思います。

ひとたび惑星に降り立てば、おなじみの見下ろし視点で4人のパーティメンバーを操作し、ターンベースで戦闘をするRPGパートが始まります。

それによって得た資源や、強力な宇宙船・武器を駆使して、さらに遠くの銀河に進出できるワクワクは今でも色あせないゲーム性といえるでしょう。

スピンディジーII(X68000)

スピンディジーII

当時、欧州市場でたくさんのファンを有していたPCメーカー『コモドール』が開発したパソコンの『Amiga』にてリリースされた、アクションパズルゲームの『X68000』版です。

「GERALD」と呼ばれるコマ状のロボットを操作して、敵やアスレチックを潜り抜けながら、
ステージ上のに存在するスイッチを押していき、宝石を集めていくことが目的です。

どことなく、Atari社の名作であるアクションゲームの『マーブルマッドネス』(1984年)を彷彿とさせます。

加速とブレーキしかないシンプルな操作性であり、慣性が非常につきやすいのが特徴です。

時間制限を気にして加速しすぎるとミスとなってしまいますし、逆に慎重になりすぎると時間切れになってしまうという絶妙なバランスが、本作の面白さを引き立てています。

ちなみに『スーパーファミコン』では『スピンディジーワールド』(1992年)としてリリースされていますが、本作は『II』と名を冠しているのにも関わらず、内容はほとんど同一のようです。
『II』というナンバリングの意図が気になってしまいます…。

現代においては家庭用版とPC版は、ほとんどの差異がなく同様のゲーム体験を得られる時代となりました。

当時のゲームメーカーが、様々な努力や工夫を尽くしたことによる、ノスタルジーや各バージョンの「個性」こそが、レトロゲームを楽しむ目的の一つではないかと思います。


BEEPでは国内外に問わず、あらゆる年代のパソコンを買取募集中です。
身のまわりで眠っているパソコン、レトロゲーム機、ソフトの整理をお考えの際は、
お問い合わせ頂けますと幸いです。

PC-9800シリーズの高価買取リストはこちら

X68000シリーズの高価買取リストはこちら

買取に関するご質問やご相談、見積もりのご依頼も無料にて承っております。
まずはお気軽にご連絡くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

LINEでカンタン査定

よろしければシェアお願いします!

PAGE TOP