ファミコンのカートリッジの色はメーカーやタイトルによっていろいろとありますが、基本的にはプラスチックの成形色そのままです。ナムコが『スーパーゼビウス ガンプの謎』や『ドラゴンバスター』『スターウォーズ』などでメッキ加工をしたものを出しているとはいえ、それはごく少数のタイトルでしかありません。
非売品でメッキ加工をされたゴールドカートリッジといえば、メジャーなものは任天堂の『パンチアウト!!』でしょう。その後にバンダイの『オバケのQ太郎』や『キン肉マン』をイメージする人が多いかと思います。しかし、意外なことに『オバケのQ太郎』『キン肉マン』のゴールドカートリッジ版が出たのは1986年、『パンチアウト!!』は1987年で、じつはバンダイのほうが任天堂よりも先にゴールドカートリッジを作っているんですよね。
このゴールドカートリッジは「オバケのQ太郎パニックコンテスト」の景品として配布されました。クリアステージ数やハイスコアを競うコンテストだったようで、当選者数は100名といわれています(ただ、この当時はそのほかの企画でもプレゼントされることがあったため、それよりもやや多く出回っている可能性があります)。『オバケのQ太郎』を買ったうえで、さらに『オバケのQ太郎』がプレゼントされるというのは、なんだか変な気もするのですが、ゴールドカートリッジという特別感がそうしたことは些細なものだと思わせますね。
カートリッジラベルはオモテ・ウラ・背のいずれも通常のものと同じ仕様です。
端子部をのぞくとわかるのですが、通常の黄色のカートリッジにそのままメッキ加工を施しています。そのため、比較的ニセモノをつくりやすく、オークションサイトやフリーマーケットサトなどにはそうしたニセモノを見かけることが多いです(BEEPではこうしたアイテムの真贋チェックをしっかりと行っていますので、ご安心ください)。
ゲーム中にもちょっとしたアレンジが入っていて、プレイヤーキャラクターのQちゃんの色が通常の白ではありません(一応、金色ということらしいです…)。そのほかは通常のものと同じハズ…(やりこみプレイやROM解析は行っていないので不明です)。
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