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【出張買取】大量! 300本超のMSXソフトを三重県鈴鹿市より買取いたしました

MSXはパソコンとしてはかなり安価なものでした。スペックはそこまで高機能ではなかったとはいえ、ビジネスシーンあるいは一定の富裕層といった狭い環境に置かれていたパソコンをより多くの人々に広めるのに貢献しました。今日のパソコンやスマートフォンが日常生活に欠かせないものになっているのも、MSXのようなマシンがあったからといっても過言ではないように思います。日本国内だけでなく、海外でも今なお根強いファンが多いことがその証拠です。
今回、三重県鈴鹿市のお客様からお譲りいただいたMSXのゲームコレクションは300本を超えており、カセットテープ時代のものから、最近発売されたインディーのカートリッジまでおさえた圧巻の内容でした。

ダンボールに梱包されたもの全体をざっと写しただけでも、プレミアなものがいくつも目につきますね。

SNSでは中古ショップに大量のコレクションやレアアイテムの入荷があると「どこかのコレクターが亡くなったのかな…」と言われることが多いですが、じつは遺品整理の依頼でこういうコレクションが出てくることって、ほとんどないです。そして、これもあまり知られていないことですが、コレクターの方って、普通の人が「これだけコレクションがあったらもう十分でしょ…」と感じるレベルをはるかに超えた物量を所有していて、今回くらいの整理をしても、まだまだ片付いていなかったりします。あまりに深すぎる世界なので、べつに知らなくてもいいことですが、だいたいの憶測は当たっていないんですよ…(笑)。

『スパルタンX』『プロジェクトクトA』『プロジェクトA2』『ポリス・ストーリー 香港国際警察』『プロテクター』 …… 80年代半ばに圧倒的な人気を誇ったアクション・スターのジャッキー・チェン。彼を主人公にしたゲームはファミコンやPCエンジンだけでなく、アーケードにもありますが、一番多くのタイトルが出ているのはMSXですね。

『モリコ脅迫事件』 …… 今となっては遠い昭和の事件となった「グリコ・森永事件」をベースにしたアドベンチャーゲーム。最近はゲーム制作期間が長いことやコンプライアンスなどいろいろとあって、こうしたキワドいゲームは見かけませんね。ちなみに「モリコのおまけ」とは、キーホルダーやシールのようなグッズではなく、プログラムデータのことです(『ZANBE HOUSE』が収録されています)。

『ナイトライフ』『団地妻の誘惑』 …… 光栄がソフトハウス初期のころにしかリリースしていなかったアダルトゲームです。『信長の野望』のヒット以降、こういうセクシーな路線はすっかり鳴りをひそめていった(『蒼き狼と白き牝鹿』にちょっとそういう要素がありますけど…)ため、かえってマニアにタイトルが知られるようになった気がします(笑)。

MSXのゲームの中で一番ポピュラーなメーカーはやはりコナミでしょう。『スナッチャー』『メタルギア』『グラディウス』といった人気タイトルはもちろん、紙パッケージのタイトルもこれだけそろっていることはめずらしいですよね。

『終末の過ごし方』 …… 1999年に発売されたWindows PC向けの美少女ゲームですが、発売メーカーからのライセンスを受けて製作委員会方式で移植されました。このMSX2+/turboR版は生産本数が400本と極端に少なく(MSXのゲーム市場はほぼ終息していたのでこれでもけっこうな数だと思いますが)、後にturboR専用版も出ますが、どちらもプレミアソフトになっています。

めずらしいタイトル、人気のあるタイトルに絞ろうとしても、数があまりに多く、ピックアップしきれませんので、とりあえず今回はこのあたりで…(苦笑)。
査定スタッフも「こんなにやりがいのある仕事はなかなかないよ~!!」と一所懸命にチェックしていましたよ。

BEEPではあらゆる年代のPCハード&ソフト、レトロゲームを買取いたしております。
本体のみ、ソフトのみでも大丈夫ですし、ジャンク品でも歓迎しています。
出張費用や送料はすべて無料で、お客様のご負担は0円です。

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