メガドライブは本体のバリエーションが豊富なマシンです。最初に発売されたメガドライブ、小型化したメガドライブ2、コントローラー一体型のメガジェット、ビクター音楽産業から発売されたワンダーメガなど、ゲームだけでなくハードでもコレクター心を刺激するものがあふれています。メガドライブ好きにはゲームを深く追求するタイプの人が多い傾向もあり、そうしたマインドにもうまくハマったと思います。今回、東京都板橋区のお客様からお譲りいただいたのは「GENESIS NOMAD(ジェネシス ノマド)」と「MULTI-MEGA(マルチメガ)」の2機種。これらは海外でしか発売されなかったハードですが、当時からメガドライブ好きには人気の高いハードでした。
MULTI-MEGA
マルチメガは一体化・小型化したメガドライブ&メガCDです。国内でもアイワがラジカセとメガドライブ&メガCDを合体させた「CSD-GM1」を販売していましたが、マルチメガは圧倒的にコンパクトでメガドライブ好きに衝撃をあたえました。北米でも「GENESIS CDX」として発売されていましたが、こちらはアジア圏で発売されていたもので、日本で発売されたゲームも動かせるため、人気が高いです(ヨーロッパ圏でも「MULTI-MEGA」で発売されていましたが、こちらは映像方式がPALのため、日本ではそのまま使うことはできません)。
パッケージ内には本体、6ボタンパッド、映像・音声ケーブル、ACアダプターが入っています。6ボタンパッドと比較すると本体の小ささがわかりやすいですね。映像端子はコンポジットですが、音声はちゃんとステレオになっているのもポイントです。まだ、ACアダプタが1つで済むのも当時メガCDを使っていた人にはかなり重要でしょう。
背中にカートリッジスロットを搭載した、ちょっと厚みのあるポータブルCDプレイヤーといった感じのサイズです。メガジェットも相当コンパクトにまとまっていましたが、こちらはメガCDの機能も加わっているぶん、よりテクノロジーが詰めこまれている気がしますね。
GENESIS NOMAD
北米でのみ販売された、液晶モニター搭載の携帯型メガドライブ(北米版なので、名称としてはジェネシスが正しいんですが…)です。1995年の10月にリリースされたため、セガサターンの展開と重なってしまい、北米では不人気なハードだったそうです。日本国内では一部のショップが仕入れており、熱量のあるメガドライブ好きには歓迎されていたので、意外な気がしますね(…とはいえ、当時のショップ価格は3万円くらいで、かなり購入者は限られていたハズ)。
ノマドはメガジェットをベースに開発されたそうで、たしかにサイズ感やレイアウトはメガジェットらしさがあります。コントローラー部はオリジナル設計のパーツになっており、ちょっと操作しづらいです…(苦笑)。
メガジェットは屋内使用が前提のハードだったので、動かすにはACアダプタが必須でした。ノマドは携帯ハードなので、バッテリーパックもあるのが特徴です。単3型乾電池を6本詰め込むという、ATARI LYNX以来の大ボリュームですね(つまり重い…笑)。
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