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さて。そのような経緯で、今回、埼玉県加須市のお客様からファミコンの『アイドル八犬伝』をお譲りいただきました!
発売当時はほとんど注目されていなかったものの、2000年代からじわじわと注目されるようになり、今ではけっこうなプレミアタイトルになっています。
ファミコンでは『光GENJIのローラーパニック』『中山美穂のトキメキハイスクール』や『TM NETWORK LIVE IN POWER BOWL』『聖飢魔Ⅱ』など、実在のアイドルや音楽グループを扱ったタイトルはいろいろある一方で、ファミコンオリジナルのアイドルものって意外と出ていませんね。この『アイドル八犬伝』のほかにはビクター音楽産業『花のスター街道』くらいでしょうか。
シンプルなパッケージに「ギャグあり、ズッコケあり、ノリのいい音楽ありの、もうバリバリのサクセス・ストーリーなのだ!」というキャッチコピーが昭和の野暮ったさを感じさせます…。こうしたところが当時ウケなかった理由としてはけっこう大きいんじゃないかと思います。
発売元はトーワチキですが、開発は怪作アドベンチャー『東方見文禄』のナツメが手がけている…というのはちょっとしたマニアならご存じでしょう。さらにその制作には編集プロダクションのスタジオ・ハードのスタッフが深く関わっている…と、ここまで語れたら相当な事情通です(キャラクターデザインの近藤ゆたか氏や作詞協力の河崎実氏もスタジオ・ハードとは縁のある人物ですしね)。ちなみに主人公・エリカのコスチュームデザインを担当していた竹中清氏は『電影美少女制服図鑑』の著者です。
パッケージイラストは近藤氏が手がけたイラストではないものの、それなりにかわいくまとまっていますが、説明書のキャラクター紹介はかなり適当な感じがしますね…(苦笑)。
ただ、実際のゲーム画面でのキャラクターたちはかわいらしく描かれていて(原画が近藤氏だから)、ゲームもテンポよく進みます。
パッケージに書いてあったとおり、ギャグあり、ズッコケあり、ノリのいい音楽ありの内容で、今でもストレスなく遊べますね。
ギャグは当時の話題を知らないとわからないことがあるものの、ストーリーの本筋には関係のないとことなので、マァいいんじゃないかと(贔屓)。
テンポがよすぎるせいで、アドベンチャーゲームにしてはあっさりエンディングに到達しますが、かえって気軽に楽しめるようにも思います。
ファミコンゲームのプレミア化は最近ますます加速傾向にあるので、遊ぶならなるべくはやめがおススメですよ!
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